会議 | 令和5年10月 文教委員会-10月16日-07号 |
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日付 | 令和5年10月16日(月) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前10時55分 |
場所 | 第4委員会室 |
案件 | 1 請願・陳情審査 第3号、第5号、第6号、第12号…継続 第3号:小中学校の給食費の無償化を求める陳情 第5号:船堀駅前地区まちづくりに関する陳情 第6号:中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情 第12号:子どもたちの心身の健康を守る、給食への有機食材導入の請願 2 所管事務調査…継続 3 執行部報告 (1)第44回 江戸川マラソン大会の開催について (2)江戸川・ホノルルフェスティバル (3)令和6年度 学校用務業務委託導入校について (4)令和5年度 全国学力・学習状況調査結果について (5)令和8年度 改築予定校の追加公表について (6)東小松川小学校改築工事の工期延伸について (7)令和4年度における本区の暴力行為・いじめ認知件数・不登校の状況について 4 その他 |
【第5号:船堀駅前地区まちづくりに関する陳情について】
◆間宮由美 委員 今のご答弁の中では、署名も増えて陳情者の方々のお気持ちも受け止めていくということでありました。また、配備についても念頭に置いていくというふうにお話がありましたので、やはりこの間、皆さんの声が区のほうに届いているのだなというのを感じて、受け止めてくださっているのだなというのを感じています。
前回の委員会の中では、図書館建設がなかなか厳しい現状の中で、サテライトについては区民の利便性を高めるために図書館機能の一つとして置いているとのことでした。
また、建設の際には大きな予算が必要とされるので、これから人口が減少していく中では、図書館の再編や配置についても時代時代で適正に考えていきたいというお答えでございました。私はそれらも含めて、図書館基本計画検討委員会が開かれているのではないかと思っております。
そこで前回、図書館検討委員会の資料について、委員会でもご提出いただくことをお願いしたのですけれども、本日は出されていませんので、口頭で結構ですので、この間2回の図書館基本計画検討委員会のテーマ、そして出された意見、そして今後の流れについてお聞かせいただきたいと思います。
◎安田健二 文化課長 今、委員からのご質問にありました、この間の図書館基本計画のテーマということでございますが、第1回目につきましては、今後求められる江戸川区立図書館についてということで、ある意味ざっくばらんに委員のご意見を伺ったというのが、これが第1回目でございます。
そして2回目なのですけれども、2030年に向けた基本方針、取組みについてということで、第1回で委員から出た意見をベースに、サービスとか蔵書の件、施設整備、マネジメントに焦点をあて、意見交換を行ったところでございます。
そこで出された意見なのですけれども、1回目、2回目からの抜粋としてお話をさせていただきますと、例えば、子どもや熟年者、障害者の方、在住の外国人など様々な人がともに利用できるみんなの図書館というのをイメージしていただきたいということ。様々なサービスポイントやデジタル技術、こういったものを駆使して、生活の身近でサービスを利用できる便利な図書館であってほしいとか、それから一方はまた違う考え方で、図書館は静かなものであるという考え方を少し変えて、図書館では子どもたちを静かにしてもらうという考え方を変えていくことが必要ではないかと。例えばスペースがなければ時間で区切ったりして、コミュニティ、居場所の場としての学びの場であることも必要ではないかという意見もあります。
また、現実的な部分では学習や勉強など自由に過ごせる閲覧席がもっとあるといいとかボランティアばかりではなく、図書館に雇用として短期でも働く場所みたいなものもあったら皆がすごく興味を持たれるのではないかとか。
それから外国人の方への対応とか経済的なところの社会の在り方とか、他の部署と共働してできる部分など、広い視点で考えていっていただきたいというような、そういった様々なご意見をいただいているところでございます。
今後の流れなのですけれども、今回、この図書館計画については、全部で第5回までございます。第3回目、こちらはもう10月20日に実施されるのですが、子どもの読書活動推進に焦点を当てて話し合いを、意見交換を行います。そして第4回目は12月なのですが、今までの内容、アンケート結果を踏まえて、全体的な計画案を提示させていただいて、委員からご意見を伺います。
その後、パブコメを実施させていただいて、第5回目は2月ぐらいに予定しています。最終案を提示させていただいて、ご意見を伺った上で4月に計画を公表する予定とさせていただいております。
◆間宮由美 委員 私も2回の傍聴をさせていただきまして、今、課長がお話くださったように非常に深く掘り下げられていっているなと思っております。この中で図書館そのものの在り方ということと同時に再編、統合、新築などに関わっても話合いはきっとその中で出てくるものだろうと思っております。
陳情の審査に当たって、図書館基本計画の検討委員会の動向も注視していく必要があると思いますので、改めて、委員長、図書館基本計画検討委員会に出された資料を委員会にもお出しいただけるようにお願いしたいと思っております。
◎安田健二 文化課長 計画の資料、第1回目、第2回目の資料を委員会のほうで提出させていただくということですね。承知しました。
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【第6号:中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情について】
◆間宮由美 委員 本日は2点の確認のみさせていただきます。
1点は、1、2年生にも行うということでしたが、実施要項についてのご提示はございましたでしょうか。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 まだ東京都から通知はございません。
◆間宮由美 委員 既に10月で、あと5か月での年度となりますが、本当にこれがされるのかと思います。ESAT-Jを行うための実務の煩雑さに、特に3年生の英語の先生方が相当な負担感を持たれていて、何とかしてほしいという訴えも届いております。江戸川区の教育委員会の方々も大変ご心配されていると思うのです。東京都がどのようにお考えなのか次回で結構ですのでお示しいただければと思います。
また2点目は、前回のご答弁の中で、ESAT-Jは都立高校受験の際の一つの判定項目である。しかし、受験のためのテストではなくて、アチーブメントテストであり、ESAT-Jの成績イコール合否につながるとは判断していないとご答弁がございました。としますと、受験にあのとき点数加算はされなかったということなのでしょうか。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 既に公表されているとおり、都立高校入試に活用されてございます。
◆間宮由美 委員 入試に活用されたということでいいわけですよね。20点という加算がされています。それであればやはり受験のためのテストそのものだと思いました。それなのになぜ合否につながらないとおっしゃっていたのかというのが分からないところでございましたが、入試のテストであったということが改めて確認できました。
委員長、この陳情は入試への活用の中止の意見書を求めています。ですので、次回あるいは次々回には結論を出す方向でお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○須賀精二 委員長 お聞きしておきます。
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【第12号、子どもたちの心身の健康を守る、給食への有機食材導入の請願について】
◆間宮由美 委員 委員長、この請願の記書きには、4月までに有機食材100%給食を実現することと書かれています。としますと、結論を急がないとならないと考えます。既に賛否の表明をされた会派もございますので、次回には結論を出したほうがよいのではないかと考えます。お取り計らいをお願いいたします。
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