会議 | 令和7年 1月 行財政改革・SDGs推進特別委員会-01月14日-06号 |
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日付 | 令和7年1月14日(月) |
開会 | 午後 1時30分 |
閉会 | 午後 3時16分 |
場所 | 第4委員会室 |
案件 | 1 本区の新庁舎等についての意見交換 2 メタバース区役所について 3 その他 |
【本区の新庁舎等についての意見交換】
◆間宮由美 委員 1点質問と3点意見を申し上げさせていただきます。
まず、質問です。市役所の入り口とモノレールの入り口との関係です。
モノレール駅から市役所を結ぶペデストリアンデッキが開庁に間に合わなかったとお聞きをしました。ですので、最初のときにはモノレール駅から1階まで下がってまた2階に上がってきて市役所に入るという形だったらしいのですけれども、なぜこれは開庁に間に合わなかったのかということと、また江戸川区はそのようなことがないと思いますが、ペデストリアンデッキは開庁と同時にきちんとつながるかということ、そのことの確認をまずさせてください。
◎古旗謙介 新庁舎整備課長 デッキについては再開発事業のほうで整備していくというところでございますので、再開発の側から説明させていただきます。
すみません、千葉市が何で間に合わなかったか、同時にできなかったかということについては、すみません、私ども把握しておりませんので、そこはお答えはできかねます。
ただ、今回、船堀四丁目地区の再開発の事業の公共施設の整備という観点でデッキの整備を含めておりますので、再開発と同時にデッキも新庁舎も含めて、もちろん民間の再開発ビルも含めて一緒に造られるということですので、そこのところは一緒に整備していくということでございます。
◆間宮由美 委員 あとは意見でございます。まず、災害対策本部ですけれども、ここの中には物資供給係、報道係、受援統括係など、災害時にすぐに動くことができるようにということで、それぞれの机の場所が決められていました。災害に対する具体的な動きが非常に勉強になりました。
また、もう一つは先ほど竹内委員のほうからもお話がありましたが、私も気になったところとして、市議会の本会議場が大変気になっていました。傍聴席からは演壇と執行部席しか見えない状態、ものすごく傍聴席から議場というのが遠くに感じました。また、議場のほうから見ても、壁が2階建てぐらいの高さまで壁が立ちはだかっていて、その上に傍聴席がありますので、完全に切り離されているという感じがいたしました。年末に議会運営委員会で名古屋市議会に視察に伺ったわけなのですけれども、ここは議場が円形になっていまして、さらに傍聴席は非常に低い位置にあって240度ぐらい傍聴席が丸くなっていたのですね。ですから、非常にお互いに厳粛な中にも非常に責任を持って論議をしているのを市民にも見ていただける、そして議員も見てもらえるということで、非常によい造りだなと思ったところです。
竹内委員からも先ほどいろいろご質問ございましたけれども、やはり一度造ったら変えられないものになりますので、相当にシミュレーションを重ねていただきながら、議会と区民が一体となって進むことができるような造りにしていっていただきたいと思っております。
最後になりますが、全体的に新しい庁舎であるものの、既に壁紙が剥がれている、また汚れが壁にたくさんついている部分なんかもございました。豪華な庁舎ではなくてもいいということは皆さんもこれまでも言ってきたところだと思うのですけれども、しかし、庁舎の造りとして行きたくなる庁舎、一歩踏み入れたら、何かきれいだなとか何かほっとするなという、そんなような造りですとか、また汚れが目立たない素材ということも関係しますが、素材選びにも真剣に向き合って、最後まで本当に区民のためのいい庁舎にしていっていただければと思っております。要望して終わります。
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◆間宮由美 委員 私もそれには賛成でございます。職員の人たち1時間しかない中で外に出られずにコンビニで買うというお昼のことなんかもよくあるので、食堂というのはあっていいと思うのですが、私がお聞きしたいのは、既に設計ができている段階でどこまでの部分が変えられて、どこが変えられないのかというのをお聞かせください。
◎渡部和之 建設技術課長 現在、設計の状況としましては、基本設計という骨組みの部分ですとか計画的なところが終わりまして、今、実際に仕上げの部分ですとかを設計しているというような状況に入っているところでございます。来年度いっぱいかけまして、これは工事発注ができるような図面に仕上げていくというところでございまして、基本的な計画のところはもう進めてしまっているという中で、仕上げの部分ですとかサイン計画ですとかというところがこれからというようなところになっておりますので、今後設計を進めているところは仕上げサインですとか什器関係と、色ですとかそういうところが対象になっているかなというふうに考えております。
◆間宮由美 委員 そうしますと、先ほどの食堂という話もありましたし、また議場の造りということもありましたが、そういったところは変えられないということになりますでしょうか。
◎渡部和之 建設技術課長 建物の骨組みとしては今決まっているところでございますけれども、中をどういうふうに運用していくかというところにつきましてはまだこれからでございますので、かなり難しい部分もございますけれども、運用が変更になった際にはそれは修正していくというような形になってまいります。
◆間宮由美 委員 承知いたしました。変更できるということで分かりました。
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【メタバース区役所について】
◆間宮由美 委員 アカウントなのですけれども、空間の同時接続数は10アカウントまでということで、これは1アカウント増やすと費用もかかるのでしょうか。
◎渡邊良光 DX推進課長 やはりサーバーの利用料といいますか負荷の問題が出てきますので、当然アカウント数が増えればサーバー利用料みたいな形で跳ね返ってきますので、費用が上がるということになります。
◆間宮由美 委員 としますと、令和7年度全部署での実施を想定しているということなのですけれども、これはどのくらいを予定をしていくのでしょうか。
◎渡邊良光 DX推進課長 令和7年度は全部署で利用想定ということになりますけれども、基本的にはやはり職員もまだまだ不慣れな部分もありますので、基本的には事前予約という形をしばらくは維持しようかなと思っています。事前予約を維持することで基本的にはこの日この時間の同時接続数が分かりますので、ある程度その範囲で設定しておけば無駄なアカウントを消費する必要がないので、そういった形で効率的にコストを抑えながら運用していきたいというふうに考えております。
◆間宮由美 委員 相談といったときに、会うのでなく、電話でもなく、LINEがいいという若い子などは特に多くいらっしゃいます。事務的な相談なんかもメタバースということでいいと思うのですね。
ただ、やはり顔を合わせて話すことの大事さというのはあって、顔を合わせて話すことの意味は大きいと思います。そこではLINEや電話では分からないものが多くありまして、表情ですとか、温度とかそういったものはこれからもなくならないと思うのですけれども、そこはこれから区としてはメタバースの相談の職員と、それから顔を合わせて相談をする職員というのは、どのような人数配分にしていこうとされているのか、もう少し言いますと、メタバースの職員を増やすことによって顔を合わす職員というのはどういうふうに減らしていこうとされているのか、そのお考えがあったらお聞きしておきたいと思いました。
◎渡邊良光 DX推進課長 まず、デジタル化によって行政サービスの効率化とか今進めておりますけれども、これからやはり力を入れるべきは、やはりアウトリーチとか基本的な相談対応というものをしっかりやっていきたいと。限られた職員数でということがありますので、基本的にはそういったものに力を重点的に割いていくということになるかなと。一方で、メタバースを選ぶ場合、メタバースも一つのサービスの選択肢でございまして、顔を合わせる、例えばデジタル技術を使って顔を合わせるということであれば、オンライン相談がいいはずです。オンライン相談をやめるわけではなくて、オンライン相談もありますし、メタバースを使った相談もありますよ、電話相談もあります、あなたはどれがいいですかということで多様な選択肢の中で選んでいただくということでございますので、全部メタバースに集約しますとかメタバースでやってくださいというものではないということで、ちょっとそこだけお話をさせていただければと思います。そういった前提で言うと、基本的には実績次第かなとちょっと思っておりまして、メタバースの相談なり、今も継続しておりますオンライン相談なり、そういった実績ベースで、やはり今後の増加傾向とかをちゃんと考えて、メタバース対応とかオンライン相談対応とかこれぐらい伸びてきているからこれぐらい職員を割こうみたいな、そういった形になってくるかなというふうにちょっと考えています。
いずれにしても、やはりフェース・トゥ・フェースの取組みというのは非常に重要だと思っていますので、基本的にはデジタルのサービスを使わないという方に限って言えば、そっちのほうを重点的にやっていきたいというふうに考えてはおります。
◆間宮由美 委員 デジタルも必要で、本当にメタバースも必要になってくると思います。これから増えていくと思いますが、どうしたってやはり会って話すことの相談の意味は大きいと思いますので、職員の数については、そこのところは大事にしていただきたいと思います。