「職員」が、気持ちよく働くことができるようにと、いつも思っています。
【定年延長に伴い、モチベーションを維持できる制度に】
今後、定年が65歳まで延長されますが、報酬面や任用制度には、課題が残されています。
たとえば、学校で子どもたちのほっとする居場所ともなっている主事さんたちをみても、長年働いてきたのに、60才を過ぎると給与が7割になります。これに伴い、同年齢の会計年度職員の方より、給料やボーナスなどが下がるという現象が起こります。
また、年齢のはざまにいる方々の中には、技能長試験を受けれられないということも起きています。
区は、「給与は国の法改正であったり、人事委員会の勧告や労使の妥結によるものだから、注視していきたい」と言います。
正規職員も会計年度任用職員も大切な職員です。どちらも、モチベーションを維持できるような制度に改めていただきたいと思います。
【定年前の退職、続けたい人が笑顔で働けるように】
また、定年前に退職する職員が多くなっています。半数は、ステップアップのためと理解していると、区は言います。
確かに、そういう方もいます。でも、続けたいのに続けられない方もいる。
職員間での、ハラスメントもあってはなりません。
大事な職員の方たちが、笑顔で働くことのできる職場をつくらなければ。
有能な方々がお辞めになっていくのをみながら、そう思うのです。