会議 | 令和6年 9月 福祉健康委員会-09月12日-06号 |
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日付 | 令和6年9月12日(水) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前11時18分 |
場所 | 第4委員会室 |
案件 | 1 請願・陳情審査 第14号・第15号・第16号・第17号・第20号・第21号・第22号・第26号・第31号・第32号・第37号…継続 第14号:都内他区に設置されている民営火葬場の火葬料金を届け出制として適正管理することを区に求めるとともに、区外既存の民営火葬場に関して同様な法整備を求める意見書を都や国に提出することを求める陳情 第15号:現行の健康保険証の存続を求める陳情 第16号:健康保険証の存続を求める陳情 第17号:「介護報酬のプラス改定を求める意見書」を国に提出することを求める陳情 第20号:生活保護不適切取扱事案についてホットラインの設置を求める陳情 第21号:生活保護受給者へのアンケート実施を求める陳情 第22号:生活保護受給者を代表委員として検証委員会に加えてほしく要望する陳情 第26号:予防接種健康被害救済制度の周知に関する陳情 第31号:江戸川区の生活保護行政における生活保護受給者の著しいプライバシー侵害といえる江戸川区独自書式の生活状況報告書に関する陳情 第32号:パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る意見書を国に提出することを求める請願 第37号:接種台帳の保存期間延長に関する陳情 2 所管事務調査…継続 3 執行部報告 (1)令和6年度『笑顔いっぱい長寿の集い』開催日程 (2)手話言語の国際デー・国際ろう者週間に伴うタワーホール船堀・葛西臨海公園観覧車ライトアップ (3)保育所等での未就園児定期預かり事業の開始 (4)令和5年度 低所得者支援及び定額減税補足給付金の支給状況(実施報告) (5)令和6年度 予防接種事業(新規) (6)江戸川区の自殺の現状の取り組み 4 その他 |
【第14号、都内他区に設置されている民営火葬場の火葬料金を届け出制として適正管理することを区に求めるとともに、区外既存の民営火葬場に関して同様な法整備を求める意見書を都や国に提出することを求める陳情について】
◆間宮由美 委員 最初の区長会から出された要望書について、1点確認をさせてください。
火葬場以外の事業を行っている場合にはということで、先ほどお話がありました。火葬場以外の事業といったときに、例えば火葬場の中で待合の場のところのことなどは、これは火葬場のほうに入りますか。
というのは、ここの中での民間で行っている火葬場の中での今まで都のやり方が違って、お金が必要ではなかったものがもう一律幾らというふうに決まってしまって大変だということをお声聞いているものですから、それは火葬場の中でのことになるかならないかだけお聞かせください。
◎新井喜代美 生活衛生課長 前回お出しいたしました博善の収支のところだけを見ると、ちょっとそこのところは申し訳ないのですけれども、読み取れない状況でございます。今そこの5年度の収支については、設置されている6区のほうで引き続き確認をしているところでございます。
◆間宮由美 委員 承知しました。付託から1年になるということで、委員長から先ほどお話もございました。結論を出さなければならないと思いますので、次回の委員会で結論を出す方向にしてはいかがかと思いますが、いかがでしょうか。
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【第15号、現行の健康保険証の存続を求める陳情及び第16号健康保険証の存続を求める陳情について】
◆間宮由美 委員 出されている・・・・・自体も決して低い率ではないというのが分かりました。この件につきましては、大変残念だなと今思っておりますのは、健康保険証を12月に廃止ということが政府方針として出されたことで、病院も江戸川区でいえば国保の担当の医療保険課の方々も、そしてもちろん国民も国中でいろいろな準備をしなければならず大変な思いをしている状態だと思います。しかし、今行われている総裁選の中で見直しの検討も出されているということで、どうなるのかと非常に残念だなと思うところでございます。
そこで、今後のことについて確認をさせてください。まず、このまま12月2日に健康保険証を予定どおり廃止となった場合、まだマイナ保険証を持っていない人の保険証はどうなりますか。
◎加藤広司 医療保険課長 12月2日から、新規で保険証を発行することは廃止ということとなります。また、現在保険証をお持ちの方につきましては、その有効期限までは通常どおり保険証として病院で使うことができます。また、現在、例えば国民健康保険証であれば来年の9月末まで有効期限となっております。その前の令和7年7月に、それ以降のためにマイナ保険証をお持ちの方については、資格情報のお知らせを交付させていただき、またマイナ保険証をお持ちでない方は資格確認書というものを交付させていただきます。
また、12月2日以降病院にかかる場合には、期限までの保険証を病院に提示いただくか、今申し上げた資格確認書を提示いただく。もしくは、マイナ保険証を提示いただくことでこれまでどおり病院にかかることができるようになっております。
◆間宮由美 委員 としますと、まず有効期限までは使えるということと、それ以降も資格確認書を頂くということで、持っていない人でもこれからずっと有効期限なくというか、猶予期間とかそういうことではなくずっと資格確認書で使い続けることができるということでよろしいですか。
◎加藤広司 医療保険課長 来年7月に交付する資格確認書につきましては、2年間の有効期限を設けさせていただきます。それ以後、2年ごとに現状だと更新という予定となっております。
◆間宮由美 委員 分かりました。
ではもう一つ、12月2日に健康保険証が廃止にならなかった場合、区としても様々な準備を既にもうされていると思いますが、何か不都合はございますか。
◎加藤広司 医療保険課長 区としては、国民健康保険と後期高齢者医療制度につきまして、保険証が廃止された前提で様々な広報やオペレーション、もしくはシステム改修などを進めてございますので、もし中止になった場合には区民への周知を含めてかなり大きな影響を受けるものと考えております。
◆間宮由美 委員 ということは、廃止ということでは大変困ることが生じるということで、マイナ保険証、既にそれを使うためのシステムもできていますから、それと、どうしても使わないという人の先ほどの資格確認書、両方が並行して行われれば特に問題はないということと、今確認ができたかと思います。
この二つの陳情も付託から1年となりますので、次回の委員会で結論を出す方向にと思います。お諮りいただければと思います。
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【第17号、「介護報酬のプラス改定を求める意見書」を国に提出することを求める陳情について】
◆間宮由美 委員 この陳情も付託から1年ということですので、次回の委員会で結論を出す方向にと思います。いかがでしょうか。
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【第20号、生活保護不適切取扱事案についてホットラインの設置を求める陳情、第21号生活保護受給者へのアンケート実施を求める陳情、及び第22号生活保護受給者を代表委員として検証委員会に加えてほしく要望する陳情について】
◆間宮由美 委員 陳情者への確認は、その後できていないということでよろしいですか。
◎区議会事務局 できておりません。
◆間宮由美 委員 承知しました。
そうしましたら、この三つのものも付託から1年ということで委員長から先ほどありましたので、結論を次回に出せればということでお諮りいただきたいと思います。
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【第26号、予防接種健康被害救済制度の周知に関する陳情について】
◆間宮由美 委員 この陳情は、審議の限度まではあと2か月ございます。しかし、この間の審議で、記書きはおおむね行われているということも分かってまいりましたので、1年を待つことなく結論を出せるのではないかと思うので、次回の結論ということでいかがでしょうか。
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【所管事務調査:都市視察の報告などについて】
◆間宮由美 委員 視察の提案をさせていただきたいと思います。
先月、委員会として視察に行った先に松本少年刑務所がございました。ここは昭和28年頃に受刑者の80%が中学校を卒業しておらず、基礎学力を持ち合わせていないということで、再犯につながっていると考えた当時の関係者の皆さんが要望をして設立された刑務所内の中学校でした。その後は、中学校は義務教育として全員が卒業はいたしますが、しかし、基礎学力が身についていないという現状は変わらず、1年間の学び直しを行うということ、これが罪を犯させないためにも重要であると考えて刑務所の中の中学校として存在しているということでした。
大切なことは再犯させない、累犯させない、罪を犯させない、そのことが被害者を生まないということにつながりますので、そのために自治体として考えられることはさらにないかということを追求するために、第2弾として府中刑務所への視察を提案したいと思っています。全国的にも塀の中が老人ホーム化しており、刑務所の中でリハビリが行われているだとか、受刑者同士が介護をするような状態になっているところも多くなっていると聞いています。府中刑務所も最高齢94歳、2割が65歳以上とのことで、出所したもののまた刑務所に戻りたがって無銭飲食などを繰り返す、こういった高齢者も多いと言われています。
出所した高齢者を区としてはどう迎えていくのか。あるいは、最初の罪を犯させないためにはどうするのか。そのことを考える一助になればと思いまして、委員会の皆さんと一緒に視察に行ければと思いまして提案をさせていただくものです。ご検討いただければと思います。
○堀江創一 委員長 ただいま、それぞれのご意見を伺いました。正副一任というお声もありました。事前に正副委員長とでもいろいろ協議をさせていただきました。今、若干ご意見等もありましたけれども、陳情もかなり多く出てきておりますし、また3定でもひょっとしたら請願・陳情がまた提出される可能性もあるということもあります。また、全常任におきましても日程等はもう既に決まっておりますし、陳情を終えてからまた視察ということになるとなかなかやっぱり現実的には厳しいかなと。日程調整もなかなか難しい中で、今回の視察というのはちょっと受け入れることができないのではないかということで、ちょっと正副委員長の中でも協議をさせていただきました。今、正副委員長の一任というお話もございましたので、今回ちょっと日程等の都合もありますけれども、そこがなかなかやっぱり厳しいということもございますので、今回はできれば実施しないというふうにさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆間宮由美 委員 ご検討いただき、ありがとうございます。日程等のことで難しいということですので、承知をいたしました。
別途、委員会外として行く予定なども立てさせていただきながら、またご一緒に行けるようでしたらばお声をかけさせていただきます。ご検討いただき、ありがとうございます。
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【執行部報告について】
◆間宮由美 委員 3点お聞きします。
まず、今の自殺の件、そしてもう一つは未就園児預かりの件、そして3点目は予防接種の件でございます。
まず、自殺の現状と取組みということで、グリーンパレスで配布されているものや展示なども非常に具体的になって、毎年毎年非常にバージョンアップしているというか、心に響くものになっているなと思っています。これもとてもいいポスターだなと思ったのですが、「ムリしていないか」というのは多分働き盛りの人だけではなくて子どもたちもまたいるので、もしできたらやっぱりそういったいろいろな世代の人が出ているといいかなとは思いました。
それでお聞きしたいことは、新学期子どもたちにおいては9月1日ということがとても多い日と言われますが、江戸川区ではどうだったかということ。この1点だけお聞かせください。
◎大澤樹里 健康部副参事 新学期、子どもたちに向けてどういう啓発メッセージを送っているかということのご質問だと思います。また、どのような状況があったかということだと思いますけれども、特に寄せられている子どもたちからのご相談等はございません。なので、少し安心しているところでございます。
◆間宮由美 委員 1日の日、その日には何もなかったということで、今後もそうだといいなと思います。
二つ目は、未就園児預かりの件でお聞きをします。現在、対象が4名とのことでした。これから増えていく可能性もあると思うのですけれども、対象人数についてはどのように考えるかということをお聞きしたいと思います。1園につき1名以上になる、2人、3人となる場合でも受け入れていただけるのかどうかという1点をお聞かせください。◎加藤英二 子育て支援課長 今回、事業の定員でございますけれども、全体で10名程度を想定しているところでございます。各園最低1名は確保されております。兄弟等とかそういったところで2人以上集まる必要が出てきた場合につきましては、その辺は調整をさせていただければというふうに思ってございます。
◆間宮由美 委員 承知いたしました。
最後に、予防接種のことでお聞きをします。10月1日からの実施ということになるわけですけれども、10月から行われるこのワクチンというのは、自己増殖型レプリコンワクチンではないかと言われています。もしこのワクチンだとしたら、世界では承認されていないもの。日本のみ承認されている新型コロナワクチンであるというふうにも言われています。また、ベトナムで行われた治験では18名が死亡しているなど、これまでのワクチンよりも重篤な疾患を発生する可能性が高まるのではないかなどとも言われて、非常に心配の声というのがいろいろなところで聞かれるところです。
実際のところは、しかし10月から行われるワクチンについては、まだ決まっていないというふうにも聞いています。現状をお聞かせいただければと思います。また、もし決まって世界では承認されていないであろうと言われているレプリコンワクチンになったとしても、接種勧奨については区としては同じようにされていくのかということ、2点お聞かせください。
◎佐藤正子 保健予防課長 ただいまのご質問で、新型コロナワクチンの種類についてですが、今のところ今月9月2日にありました厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会という部会の中で、新型コロナワクチンの見込み供給量というのが示されております。そこで示されているコロナワクチンの想定として、5種類示されているものがありました。そのうち三つは、mRNAワクチン。そのうち一つは、組換えタンパク式。ほかの予防接種などでも古くからあるタイプのもの。あともう一つが、今お話にありましたmRNAのレプリコンタイプのものとなっております。
8月30日時点の情報ということで、そちらの見込みに関しましてはコスタイベというmRNAレプリコンを含めた薬が薬事申請中となっておりまして、まだこちらのほう、決定している状況ではないのですが、10月1日に始まるところですので、近いうちには決まるかと思います。必ずしも幾つか複数のモダリティも紹介されており、予定として紹介されてはいますので、必ずしも全てがレプリコンというふうなことではないかと思われます。
今後、ご案内の仕方につきましては、特に薬の種類について特定のものを指して何かしら区のほうで広報ということは現時点においては考えてはおりませんで、きちんとした必要な方に必要な情報が届くような形での情報提供は引き続き努めていきたいとは思っております。
◆間宮由美 委員 ワクチンということ自体は、これまで世界中で命を救ってきたものが多くあると思います。ただ、今、レプリコンなどを含めて心配であるという声などがいろいろな治験ですとかそういったものを基にお医者様方も発信をされています。ですから、国民が本当にSNSをそのまま信用するということではなくて、自分で選び取っていかなければ最終的にはならないのですけれども、しかし、どのようなワクチンであるかということなどについてもきちんとした情報をほしいというのが一番だと思いますので、ぜひ区としてもどのようなワクチンになった、決まったのか。そのワクチンはどういうものであるかということなどの情報というのは、ぜひ決まったらしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
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