会議 | 令和6年 4月 災害対策・街づくり推進特別委員会-04月15日-10号 |
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日付 | 令和6年4月15日(月) |
開会 | 午後 1時30分 |
閉会 | 午後 3時03分 |
場所 | 第4委員会室 |
案件 | 1 座席の指定 2 委員会調査概要作成に向けての意見交換 3 執行部報告 (1)防災行政無線によるJアラート緊急情報の試験放送の実施について (2)3D都市モデルを活用した高潮浸水リスクの可視化について (3)第72回利根川水系連合・総合水防演習について (4)第19回江戸川区合同水防訓練の実施概要 (5)平井一丁目、小松川四丁目地区まちづくりについて (6)中葛西八丁目地区密集事業完了について(報告) (7)西小松川町、東小松川一・二丁目地区密集事業開始について(報告) (8)大杉東小学校 新校舎の竣工について (9)中川・綾瀬川流域「特定都市河川」の指定について (10)都市計画道路補助第288号線(北篠崎)箱型トンネルの設計概要 (11)私道防犯灯LED化リース事業のLED灯交換工事の完了 (12)交差点名標示板落下防止対策工事の完了 4 その他 |
【TOKYO強靱化プロジェクト及び関連する本区の取組みについて】
◆間宮由美 委員 大きく2点について申し上げます。まず、IKEBUSについてです。江戸川区にはコミュニティバスがございません。このIKEBUSは非常にかわいらしくて地域の中でも愛されているバスだということを感じました。黄色いバスを見ると1日幸せになれる、そんな話も出てくるようなバスで、愛されているのだなと思います。ただ、そうは言っても、きもと委員からもありましたように、採算が取れていないということで、江戸川区としては、ではコミュニティバスとその採算というところでは、どのように今後考えていったらいいのか、コミュニティバスを欲しいというご要望はたくさんありますので、そこについてどう考えていったらいいのかということを考えていければと思いました。また、佐野委員からもございましたが、いろいろと時間の制約とかがあったのだとは思うのですけれども、せっかく視察に行きましたのでバスに乗るということまでできればよかったなというふうに思っております。
二つ目は気象庁についてです。気象庁は自然現象を正確に把握するために全国に設置した観測装置や気象衛星などで構成されたネットワークで地上から上空までの大気の状態を24時間体制で観測ということでございました。実際に中に入って、非常に緊張感のある中でそれが行われているということが分かりました。スーパーコンピューターで計算して将来の気象情報を予測するとともに、更に気象庁の屋上では9時、11時、15時、18時と目視での観測を行っているということ、それは体で感じないと分からないことがあるからということもお話がされていました。また、コンピュータで計算しても最後に決断を下すのは、長年経験を積んだ予報官だということで、スーパーコンピューターとそして人間の力、これを融合しながら正確なものを作り出しているのだということを勉強させていただきました。地震や津波の監視と情報発表というところにおいても5分で勝負ということで、地震発生してから数秒から10数秒で緊急地震速報の発表、約1分半後に地震速報が行われ、約3分後には津波情報注意報も行われる。約5分後には地震情報・津波情報など全てが行われていくということで、非常にこの緊張感の中でお仕事をされているということが分かりました。ただ、予測の精度がどれだけ上がっても受け止める社会が脆弱であれば、防災は機能しない。だから、ハード面の整備含めて雨にも風にも耐えられる社会にしていくことが必要なのだと、気象庁の職員の方がおっしゃっていた言葉は非常に重いと思いました。雨にも風にも耐えられる社会、これを江戸川区としてどう作っていくのか、そのことを気象庁で学ばせていただきました。
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【防災行政無線によるJアラート緊急情報の試験放送の実施について/平井一丁目、小松川四丁目地区まちづくりについて】
◆間宮由美 委員 丸山委員からも先ほどございましたJアラートにつきましては、これは防災行政無線が聞こえないということについて、委員からもご発言がございました。この間ずっと何年もこのことについて検討もしていただき、いろいろな改善を図ってきていただいたわけなのですけれども、やはり防災行政無線だけでは無理であるということも出てきているのだと思います。ですから、それについて様々な媒体をつくっていただいているのだと思うのです。そこを今度は区民の皆さんにこんな媒体があるということをもっともっと知らせていくということが必要になるのかなと思います。ただ、そうは言いましてもやっぱり行政無線自体が聞こえるということは必要ですので、精度を上げていくということにこれからもご尽力いただきたいと意見を申し上げます。
お聞きしたいことは2点でございます。一つは交差点の標示板の落下についてなのですけれども、落下防止対策ということで、2点の対策工事をしていただいています。お聞きしたいのはここの他の201枚になるのでしょうか、小岩駅前における事故の場合には、微細な亀裂を伴う金属疲労が発生していたことによるものではないかというふうに推測されるということですが、現在ある他の201枚、ここについてはこの微細な亀裂を伴う疲労は発生していなかった、いなかったけれども、対策をとったということでよろしいのでしょうか。
◎島夛弘毅 保全課長 今、質問がありましたが、微細な亀裂が入ったかどうかというのは201枚については入っていないです。入っていないですけれども、全ての看板に落下防止対策を行いました。
◆間宮由美 委員 質問のもう一つは、平井一丁目・小松川四丁目の地区まちづくりについてになります。まちづくり協議会を設立していくということなのですけれども、ここでやはりファシリテーターをしてくださる方というのが非常に重要になってくると思います。それで、この方々はどのように選んでいくのかということが1点です。それからもう一つは、西小松川、東小松川のご報告もございましたが、こちらは非常に丁寧に進めていただいていたことを私も存じております。ただ課題かなと思うところは、本当に町会の方々も頑張って、夜もあの寒いときも皆さんが、話し合いにご参加していてくださったわけなのですけれども、しかし、そこから本当に地域全体の皆さんに、この計画やこの中身について知れ渡っているかというと、なかなかそこが課題かなと思っているのですね。今後、新しいところのまちづくり協議会につきましては、どのように全体に広げていこうとされるか、そこについて、私は課題の一つと考えているのですけれども、どうお考えかということをお聞かせいただければと思いました。
◎大坂博昭 まちづくり調整課長 それでは、2点お答えさせていただきます。
1点目のファシリテーターの選定方法ですが、今のところ今まで私たちの地区まちづくりについてもコンサルタント、もちろん区の職員が1番前にに出ていますが、支援としてコンサルタントを一緒にやってきました。委託していました。そのコンサルタント選定方法ですが、こちらはプロポーザルにて考えております。なぜプロポーザルかというと、やはり実績、人となりというのを判断させてもらって、区の支援として、いていただきたいと思っております。
2点目については、まちづくりの際のまちづくり協議会への周知方法ですが、こちらも以前ずっとやっていますが、まちづくりニュースということで配布は各権利者、全戸配布をさせてもらっています。あとは地区外に住まわれる方には郵送でまちづくりニュースの方を配布をしております。また、ホームページでも掲載をしておりますが、まだまだ見てないとか、そういう方もいらっしゃいますので、今後のまちづくりはそちらを課題として認識しておりますので、回数を増やす等、そういった工夫をしながら進めていきたいと思っております。
◆間宮由美 委員 今のお話で分かりました。本当に丁寧に進めていただいていますので、更にやっぱりそこに住んでいる人がみんな知らないということがないようにできるといいなというのはずっと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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