会議 | 令和6年 4月 文教委員会-04月12日-14号 |
---|---|
日付 | 令和6年4月12日(金) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前10時49分 |
場所 | 第3委員会室 |
案件 | 1 座席の変更 2 執行部紹介 3 陳情審査 第5号、第6号、第33号…継続 第 5 号:船堀駅前地区まちづくりに関する陳情 第 6 号:中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情 第33号:江戸川区内の小学校児童登下校時におけるシルバー人材センター活用による小学生見守りのための予算計上に関する陳情 4 所管事務調査…継続 5 執行部報告 (1) 江戸川区立図書館基本計画 (2) 令和6年度(第22回)青少年の翼の実施について (3) 令和6年度学校閉庁日の設定について (4) 令和7年度以降使用教科用図書採択 (5) 令和6年度体育的行事・土曜授業の日程一覧 (6) 令和6年度江戸川区教育課題実践推進校における説明会等の日程について (7) 令和6年度チャレンジ・ザ・ドリーム実施日予定一覧 (8) 鹿骨小学校給食用エレベーター事故報告について (9) 大杉東小学校 新校舎の竣工について (10) 一之江小学校スクールバス遅延事故について 6 その他 |
【第5号、船堀駅前地区まちづくりに関する陳情について】
◆間宮由美 委員 この間、皆さんと審議を重ねてきたことで明らかになってきたことがあると思います。その一つが、そのサテライトは貸し借りの利便性は向上するものの、図書館が持つ機能そのものを持つものではないということです。
先日、災害ボランティアとして石川県に行きました。その際、お隣にあります富山県の富山市立図書館を視察させていただきました。ここは隈研吾さんが設計されたということで、開放的な空間とふんだんに木が使われているということと、木材の美しさと相まって、本棚のつくりとか、いろいろなトイレのサインですとか、そういったものなどもとても開放的なつくりになっていたのです。ですから、一歩図書館の中に入ると、まさに今回の江戸川区で目指そうとしている知と心のテーマパークといったものに非常に近いものがあるなと思って、図書館の魅力に一気に引き込まれるというような図書館のつくりになっていました。
また、2月には三鷹市にあります図書館に行かせていただきました。ここはものすごく古いつくりのままの図書館なのです。でも、この中では、犬に読み聞かせをするということで、そういった体験を行っています。つっかえても間違っても、ちゃんと訓練された犬が聞いてくれるということで、子どもたちが、読み聞かせをするということがすごく好きになるという体験を行っていました。
昨年の夏に委員会として、皆さんと一緒に行かせていただいた北海道の図書館、ここは貸出しはしないけれども、いつも最新の資料をそろえているという図書館でありました。
今回出されています陳情について、身近な地域に図書館が欲しいというご意見は賛同できるものであります。図書館というのは、いろいろな形態があっていいんだなというふうに思うのですね。江戸川区ではどのような図書館がよいのかということ、それは区民のみんなで考えていくことなのかなというふうにも思っております。
今回、私たちの委員会において結論が出せなかったことは、残念なことではありますが、次期の文教委員会にしっかりと託したいと思っております。
—
【第6号、中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情について】
◆間宮由美 委員 時期を逸してしまったのは、私たち自身が結論を出せなかったことかなと思っております。ですから、もちろん陳情者の方にお聞きいただくことはよいと思います。ただ、そのまま継続ということであれば、継続ということもあり得るのかなというふうにも思います。
本日、実質最後の審査となるこのときに、結論が出せないということは残念なことであります。しかし、この陳情につきましては、皆さんと真剣に話し合うことができたのではないかなというふうに思っております。そのことにより、繰り返しませんけれども、これまで申し上げてきました幾つもの問題点が明らかになりました。
その中の一つだけ取り上げたいのですけれども、スピーキングテストにおける試験中の問題として、隣の声が聞こえるということがありましたが、このたび試験を行う会社がベネッセからブリティッシュ・カウンシルに変わるわけなのですけれども、東京都として今年度35億、来年度43億という予算が使われるようでありますが、そこで新しいイヤーマフも導入されたのかと思います。
ただ、1、2年生が実際に試験を受けたのがブリティッシュ・カウンシルで受けたところによりますと、どうやらその周りの声が聞こえて、頭がこんがらがってしまった、周りの声が聞こえすぎて集中できないなどの声が出されているようです。これをそのまま入試に使うということは、ベネッセのときよりもさらに混乱を招くことにはなりはしないかと案じられるところであります。
また、もう一つは委員会の中でも1、2年生への試験概要が決まったらお聞かせくださいということを申し入れてきたのですけれども、かなりぎりぎりになってからのご報告でございました。案の定、英語の先生方にお聞きしますと、詳細が分かるのが本当にぎりぎりだったので、大変対応に苦慮したというお話も聞いております。
これらのことを含めまして、江戸川区教育委員会としては、東京都の教育委員会に、ぜひ先生方の声や子どもたちの声、これまでも江戸川区の教育委員会の方からは伝えていただいていますが、やはりこの新しい事態のことも東京都教育委員会にしっかりと伝えていっていただきたいと思っております。
そして、本当にこのまま入学試験に使ってよいのか検討も進めていただきたいと思っております。本日最後ということですので、ここで止めたいと思います。
—
【執行部報告:一之江小学校のこと/鹿骨小学校給食用のエレベーター事故について】
◆間宮由美 委員 一之江小学校のことにつきましては、ごめんなさいで済まされないことなのだと思うので、今後引き続きよろしくお願いします。
それから、鹿骨小学校給食用のエレベーター事故についてなのですけれども、本当に大変な不幸なことでありまして、心配されることは子どもたちのことだと思います。校長先生をはじめ、職員の皆さん方が本当に気を遣って、子どもたちに対して心配りされていたかと思いますが、まだ学校としてはエレベーターをまだ使わないでおこうというふうに思っていたところ、外部のいろいろなご意見もありまして、少し早めて給食用エレベーターを使われるようになったということもお聞きしました。外部からの意見ということで、客観的な意見というのはもちろん大切なことだとは思うのですけれども、やはり大切なことは、子どもたちを一番よく知っている学校の先生方がどう決めるかということを大切にすることなのかなと思っております。
今後とも、子どもたちはそこにいる子たちがたくさんいますので、今後とも子どもたちの心のケアはよろしくお願いしたいと思います。
—
【その他について】
◆間宮由美 委員 二つございます。
一つは、東京都の学校カウンセラー250人雇い止めということで、衝撃的なニュースがあったわけなのですけれども、江戸川区においてのこの東京都の学校カウンセラーはどのようになっていたか、何人いたのか、また、雇い止めとなった方々はいたのか、また、現在の全ての学校で補充がされているのかということをまずお聞きしたいと思います。
◎百々和世 教育研究所長 本年度のスクールカウンセラーの配置につきまして、3月末に東京都より一覧がやってまいりまして、今その中で、現在、配置されている方たちの確認をさせていただいている状況でございます。
本年度から新規に配置されるスクールカウンセラーさんが本区においていることは現状でございますので、状況のほうを今後確認させていただきまして、次回、報告させていただけたらなと思っております。
◆間宮由美 委員 では、次回よろしくお願いいたします。
会計年度任用職員という在り方自体についても、どうなのかなとやっぱり思うところであります。来年度は、この会計年度任用職員という体制が始まってから、ちょうど5年目になるということで、江戸川区としても、江戸川区内の学校の中の、例えば、事務の方々ですとか、そういった方々がちょうど5年目になるということで、これまで本当に長く働いてこられた方々がどうなるのだろうかというご心配もされています。
江戸川区としては、それに対してどのように考えているかということが今あったらお聞かせいただいて、まだであれば、次回にでももう一度お聞きしたいと思うところでございます。
◎飯田常雄 教育推進課長 区の会計年度任用職員の制度についての考え方を、こちらのほうで申し上げる立場にはないのかもしれないのですけれども、制度の趣旨としまして、採用してから5年間は繰り返し継続して雇用ができますが、その後については新たに採用を行うというものでございます。制度の趣旨に則って適切に対応していきたいと、そのように考えてございます。
◆間宮由美 委員 大切な、これまで本当に子どもたちのためにしっかり働いてくださった方々が、制度の中で辞めざるを得なくなるということは非常にもったいないことだと思います。子どもたちにとってももったいないことだと思いますので、そこについては教育委員会さんとしても、学校の中の会計年度任用職員さんについては、どのようにしていくかお考えをいただきたいと思っております。
2点目になります。
学校給食のお米についてです。お米について、去年の協議会とかそういったところだったと思うのですけれども、給食のお米は区内業者か鶴岡産に、よほどの理由がない限り、そこに限っていきたいというようなことを聞いたというお話をお聞きしました。
ただ、4月に入ってから、違うところのお米を使っているところは継続でそのままやっているようではあるのですけれども、実際のところ、そのようなことが提案されているのか、そこについてお聞きしたいと思います。
◎飯田常雄 教育推進課長 申し訳ございません。担当課長が本日欠席のため、改めてご報告したいと思います。
◆間宮由美 委員 承知いたしました。