【本会議質問】
(短くしたのですが、それでも長くてごめんなさい。)
第1の質問は、近くに商店もスーパーもなくて、買い物にご苦労されている声や、病院へ行くのに、ご苦労されている声、暑い日、寒い日、雨の日など。あるいは杖をついたり、カートを押したり、ベビーカーを押したりしながら、遠くのバス停まで行くことが難儀だという声がたくさんあることから、「AIを使った乗合い送迎バス」の検討を始めていただきたいという提案です。
江戸川区でも、2年前に初めて、コミュニティバスの実証運行が行われました。
R4年4月1日からR5年6月30日までの15ヶ月間走らせましたが、利用人数が少ない、という結果をもって、実証運行は、終了を迎えます。
事前調査では、4割の人が利用したいと答えていたにもかかわらず、乗る人が少なかった理由を考えると、作られたルート、作られた時間に、人々の行動を当てはめるという従来の形であったからではないかと思われます。
もちろん、大動脈としての大量輸送をする電車やバスはその方法で適切だと思います。
しかし今、地域で求められているのは、そこではまかないきれない身近な交通人が交通システムに合わせるのではなく、交通システムが人に合わせるという新しいものではないでしょうか。
そこで、出会ったのが、「チョイソコ」「SWAT」という、行きたい時に行きたい所までの乗合い送迎サービスです。
例えば、停留所は、近所のスーパーや病院、薬屋さんなど、ゴミ集積場くらい、細かく作ることができて、利用する1週間前から30分前まで、あるいは直前まで、ネットあるいは電話で予約ができます。
なぜそれができるかというと、AI人工知能の力です!
予約が入ったら、瞬時に計算をして、最適なルートを縦横無尽に出してくれるというのです。
その際に、バスやタクシーとの関係で、そのお仕事を圧迫するようなことがあっては決してならないと思うのですが、これも、協力して、連携をすることができているそうです。
路線バスやタクシーとの利点とは少し離れたところで、路線バスよりは運賃は高く、タクシーよりは乗降場所を少し遠くにするなど、棲み分けができると言います。
人々に合わせたオンデマンド交通として、検討を始める価値があるだろうと考え、提案をいたしました。
区長からは、運賃収入や地域の協力によって採算性確保の見通しをもてることが必要であると考えているので、他の自治体の成功例を参考にしながら、次世代交通ステムについて研究をして参りますとのご答弁を頂きました!