#金沢市「#チョイソコ」の視察
バス停が遠くて歩けない、バスの便数が少なく不便、などの課題を解決するために作られたシステムが「チョイソコ」です。
江戸川区で初めて #コミュニティ交通の実証運行 を行なったのは、上一色周辺地区、小岩駅からの「コミュニティバス」でした。(R4.4.1.~R5.6.30の15ヶ月間)。
しかし、利用人数が少ないとの結果で、本格運行にはつながりませんでした。事前調査では、4割の人が利用したいと答えていたにもかかわらず、乗る人がなぜ少なかったのか。
今回「チョイソコ」のあり方をお聞きして、よく分かりました。
「チョイソコ」は、チョイとソコまでご一緒に。行きたい時に行きたい所までの乗合い送迎サービスです。
停留所は、ゴミ置き場のある所ということで、50メートルごとに細かく作られています。利用の1週間前から30分前までにネットあるいは電話で予約ができます。1回300円。
このシステムを作られた武田先生が江戸川区においでくださった時にお聞きしたもののシステムがよくわからなかったのですが、今回お伺いしてようやく分かりました。AI(人工知能)でした!
金沢市では、1万人の地域に、2台の「チョイソコ」が縦横無尽に動いています。なぜ動けるのかというと、AIが、バスの動き方を瞬時に計算してくれるからだそうなのです。AIすごい!!
江戸川区で行われた実験ルートを見ると、行きたい場所に行きたい時間に行くのではないので、結局は乗らなくなってしまったのではないかと思われます。
#新しい交通システム こそが、求められているのだと、「チョイソコ」から、学ばせていただきました。
バス会社やタクシー会社とも協力をして、作り上げることができれば、と思います!
武田先生のオフィスは、メタセコイアの並木道を過ぎたところにありました。とても美しい空間で、このような所でお仕事をすると、心が動かされると思いました。
◼️#武田幸男先生 は、ファイザー社35年勤務の後、北陸大学に10年間お勤めになり、その後、北陸大学の教員や医師たちと「一般社団法人 #北陸SDGs総合研究所」を設立。
健康で安心安全な社会づくりのために、高齢者に優しいAI活用次世代型交通システムの普及をとのことで「チョイソコ」のシステムを作り上げられた。#パルクール体験会 や #忍者リンピック なども開催
◼️ 武田先生に見せていただいた、1/5付の「北國新聞」。
特養ホームの職員が、
「灯油残り1日分
水も少ない
利用者と職員120名います
食糧もわずか」
と書いたポードを持って沿道に立たれています。
いまは、それらはあるのだろうか‥どんなにみなさんご苦労されているか‥
また、食糧といっても。飲み込む力が弱い人には柔らかなものが必要です。
いま、この日常の中から、必要なものの準備をしておくことも意識をしておかねばなりません。