会議 | 令和6年 1月 文教委員会-01月10日-11号 |
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日付 | 令和6年1月10日(水) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前10時56分 |
場所 | 第3委員会室 |
案件 | 1 陳情審査 第5号、第6号…継続 第5号:船堀駅前地区まちづくりに関する陳情 第6号:中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情 2 所管事務調査…継続 3 執行部報告 (1) 令和6年江戸川区二十歳を祝う会について (2) 令和6年度周年記念行事日程 (3) 令和5年度 東京都児童・生徒 体力・運動能力、生活・運動習慣等調査結果報告 (4) 第55回江戸川区立小学校特別支援学級 連合てんらんかい (5) いじめの重大事態に係る調査について 4 その他 |
【第5号、船堀駅前地区まちづくりに関する陳情について】
◎区議会事務局 第5号陳情、はじめに署名数の訂正がございます。
前回12月19日の文教委員会で7,233名と報告をさせていただきましたが、12月1日の文教委員会で伝えさせていただいた数字を再度報告してしまいました。大変失礼いたしました。正しくは6,900名でございました。訂正をお願いいたします。
◆間宮由美 委員 11月29日の段階で外6,900だったかと思うんですが。
◎区議会事務局 はい。12月1日の文教委員会で6,900名と報告させていただきまして、その数字のままです。大変失礼いたしました。
改めまして、署名数の追加についてご報告させていただきます。12月26日付で325人の追加がございました。合計が7,225人になりました。陳情文書表の陳情者名の後ろに記載されております人数6,900人の後ろ部分を7,225人と訂正をお願いいたします。
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◆間宮由美 委員 私も中野委員と同じこともお聞きしたいと思っておりました。葛西図書館というお話もありましたが、歩いて行ける距離に図書館の機能が必要だというお話もこの間ありますわけですから、まだ1年10か月延びたということで、やはりその中に区民の皆さんの声を入れるということは非常に大事なことだと思いますので、ぜひ推していただくということも必要なのではないかなと思っておりました。
これまでの委員会の中でサテライトは返却が主となっていて、サテライト自体の中身についても今後検討に値するということでご答弁があったと思います。サテライトは、図書館を補完するものではあるけれども、図書館そのものではないということがこの間、明らかになってきたのだと思います。
昨日、ある専門学校の先生とお話をしましたところ、学生たちがグーグルで調べてレポートを書いてくる。しかし、その内容は刹那的な調べ方になっているので内容をすぐに忘れているようだとおっしゃっていたんです。図書館で本を使って調べるという学習をしてこなかった学生たちが多いようだともその先生はお話されていました。
また、一昨日は小学生の子が大好きな蒸気機関車についてたくさんの知識を話してくれましたので、どうやって調べたのと聞きましたら、インターネットで調べて、その後、調べたいことを本で詳しく調べていますというふうに言っていました。ネットで調べることが決して悪いことではないと思います。しかし、点としてのネットでの検索というところから広げるためには、そこと併用しながらやはり本の力というのが大事になってくるのだというふうに実感をしたところです。しかし、本が近くになければそれもできない。さきの専門学生もそうなんですけれども、図書館が近くにあることでこそ調べるということができるんだと思います。
そこで委員長、私提案なのですけれども、これまで様々な角度から意見を申し上げてまいりましたが、より深く陳情者の方々の思いもお聞きすることということも必要ではないかなと思うのです。ここらあたりで陳情者の意見を聞く会などを設けていただけたらいかがかと思うので、ご検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○須賀精二 委員長 正副で検討します。
◆間宮由美 委員 お願いします。
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【第6号、中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情について】
◆間宮由美 委員 様々な資料を見せていただく中で慶應大学の名誉教授、認知学者である大津由紀雄先生が書かれているものがすっきりと分かりやすいものがありましたので、私からも紹介させていただいて本日は意見に変えたいと思います。
大津先生は今年度のESAT-Jについてこう述べられていました。今年度は改善された点も多く都内公立中学や都立高校では無事に終了という雰囲気さえ漂っているという報告を多くの先生たちからいただきました。ただし、これをもって新たな制度を導入するときに最初はいろいろな問題が起こるもので、大切なことはそれを批判することではなく、回を重ねるごとに確実に改善されることなのだという論調が抵抗なく受け入れられることになってはなりません。中略。ESAT-Jを受験していない生徒の仮結果を推定しようとするのですから、そこに誤差やねじれが生じる危険性が高いであろうことは想像に難くありません。忘れてはならないのは仮結果の推定によって悪影響を被る可能性が全ての受験者に及ぶということです。わずかの差が合否を分ける入試にあって、決して他人ごとで済まされるものではありません。中略。11月26日に実施されたESAT-Jはあくまで都内公立中学校の生徒を対象とした到達度テストとしてとどめるべきであり、都立高校入試に流用することはやめるべきなのです。以上です。
英語の力をつけるためであれば、到達度テストで十分です。これまでお伝えしてきました数々の問題点と併せましてわずかの差が合否を分ける入試、そこには使うべきではないと私たち会派も考えております。入試に使うべきではない、使わないでほしいという意見書を提出してほしいという陳情書になりますので、次回には結論を出さなくてはならないのではないかなと思っております。
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【二十歳を祝う会について】
◆間宮由美 委員 私も二十歳を祝う会についてです。執り行い本当にありがとうございました。昨年にはウクライナの戦争に加担したくないと言って国から来たロシアの二十歳の女性と、そして虐待を受けて施設に入っていた女性などとともに参加をさせていただきました。今年は先ほどご紹介もございましたが、ウクライナの避難民自身、この女性と一緒に参加をさせていただきました。昨年もそうですが、今年は特に二十歳を楽しむつどいの13コーナーをつくってくださった約170人のボランティアの方々がいたこともあり、本当に区を上げて二十歳をお祝いしてくださるということに、そのことにどの方も感謝をしていました。本当にありがたいことだと思いました。
私からは幾つかマイナーチェンジをいろいろな場でされていただいて、はがきなんかも本当に毎年美しくなり、このARフォトなんかもとても皆さん楽しんでおられたんですけれども、私は式典について意見をいろいろ聞きましたので、そのことについて少し述べたいと思っています。
式典の内容なんですけれども、特に激励の言葉ということには議員からの話が主になっています。ここについて来賓のご挨拶の中では各議員からなわけだけれどもその内容や長さ、そして議員でいいのかということも含めてさらに考えていく必要があるのではないかなと思っています。先ほど中道委員からも参加者を増やしたいというお話がございました。私、午前は会場で参加をさせていただいて、午後は壇上で見せていただいたわけなんですけれども、数えていると40人くらいの方々が式典の途中で席を立って会場をあとにされていました。
お隣、浦安市のディズニーシーと比べる必要はないのですけれども、しかしディズニーシーがあるということで約80%の方々が二十歳を祝う会に出席をされているということを聞き、浦安市で二十歳を迎えてよかったと思う方たちがたくさんいるということなんだと思うのです。江戸川区でもディズニーシーはないけれども、でも、江戸川区にある温かさをどうやったら二十歳の人たちに伝えられるのかなということでは、式典という中身についてはさらに考えていく必要があるのではないかな。江戸川区で二十歳を迎えられてよかったと思えるように式典の中身自体を考えていくということが必要なのではないかなと思っております。
先ほど、課長もご報告のほうでお気づきの点があれば私にどうぞ言ってくださいということでお話がありました。これからいろいろな方のご意見も聞かれることと思いますが、ぜひ来年にまた生かしていっていただければなと思っております。
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