2日目の視察の後、3時間の自由時間があったので、私は札幌市東区にある北洋建設さんを訪ねました。
社長の小澤輝真さんは、脊髄小脳変性症を発症され、余命も告げられました。しかし、それでもずっと、刑務所からの出所者の就労支援に力を入れています。
自ら刑務所に面接に行き、迎え入れる。しかし、続かない。辞めていく。それでも、社長は、元受刑者を迎え入れることをやめない。
再犯防止は、被害者をうまないことにつながります。社長がお元気なときにお会いししに行った私は、それから、再犯防止計画の策定を求め続け、そして今年、それは江戸川区でもできあがりました。
今回は、社長とはお会いできなかったのですが、社長と一緒に動いてくださっている、北さんと再会、社長のお母さんともお会いできました。
何度も、いなくなる人、仕事が続かない人、それでも尚、諦めない北洋建設の人たち。
何が必要なのか、再犯しない人にも、聞き取りを進めていきたいと思っています。
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