とっても気持ちの良い朝。
秋が近づいてきましたね。
昨日は「ひとりじゃないよ。プロジェクト*カサンドラ症候群コミュニティ」の日でした。
男性の参加者の方から、終わってすぐに届いたメールです。
「本日は、大変お世話になりました。参加して、良かったです。「話すって、大事」ってことがわかりました。立場や状況は違えど、みんな、悩みを抱えているんですね。それを、独りで抱えこむか、話せる相手がいるかでは、雲泥の差です。仕事休んでも、参加した価値ありました。ありがとうございました。」
話してもいいです。聞いているだけでもいいです。ゆるやかな会として当事者あるいは当事者かもと思っている方たちだけでの会としました。
最初は、聞いているだけだった方も、話し始めたら堰を切ったように話が止まらなくなる。そうなんです。どの方も、つらい。相手の出方は様々だけれど、理不尽だったり、え?なんで?という思いの日々の繰り返しのことはお互いにわかる。
私もそう。わかるわかる。
その共感があったから、
自分だけじゃなかったんだ。
ひとりじゃないんだって、気づき、少し、ほっとする。歩いてゆく勇気がでる。
カサンドラ症候群に相手をさせてしまう人は、自分が言っていること、やっていることが、おかしい、などとは考えず、自分は間違っていない!と思い込んでいる人、ではないだろうか、と共通点も見えてきました。
理不尽なことを押しつけたり、暴言を吐いたり、暴れたり、でも、それを間違ったこととは思っていない。逆に相手を責めたてる。
そのことで、身近にいる人、特に一番それを出しやすい家族などが、自分が悪いのでは?と自己否定に陥り、苦しみ、心を壊し、カサンドラ症候群となっていく。
でも、普段は普通にもできることから、周りにはわかってもらえないことでの二重の苦しみとなっていくという話も出ました。
もうおねがい ゆるして ゆるしてください
と書き記しるた5歳児、結愛ちゃんへの虐待から見えてきた、父親から母親へのDV。
父親が、サイコパス、あるいは、相手をカサンドラ症候群にさせる、人間だったのではないか。
という話にも及んでいきました。
Shino Tanakaさんの記事は、DVと虐待の関連をきちんとかいた記事として、非常に優れたものだと思いました。
https://m.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d78b3dae4b094928f087882?ncid=engmodushpmg00000008&utm_campaign=share_line
そして、今日の話を受けて、虐待をなくしていくためにも、DVをなくすこと、そして、もう少し進めて、DVをする人間の持つ特性なども見極めていく、そのことが虐待をなくすための力にもなるのではないかと、細いけれど、光が見えてきたようにも思います。
カサンドラコミュニティを作りたいと相談に来てくださった、主催者のれんこさんは、これから、エキスパートになっていくように勉強も更に進めていかれます。
また一つ、ひとりで苦しんでいる人を助けることのできる場所ができました。
れんこさん、ありがとうございます。
そして、れんこさんとつなげてくださったももさん、ありがとうございます。