きのうは、大杉東小学校、松江四中、江戸川消防団第9分団の皆さんから、お話を伺ってきました。
避難所となった学校は、それぞれ大きさも造りもちがいます。体育館が一階にある大杉東小学校は、2階3階の教室メインで避難してもらいました。はじめから、地区ごとに教室を決めたので、認知症でご自分の部屋がわからなくなった方にも、すぐに対応ができたとのことでした。
避難所では、開設する側も避難してきた人たちも皆、避難者であり、お客さんではない。だから、皆が力合わせて居心地の良い空間にしていくのだということを、3・11以降学んできました。
松江四中では、そこに通う中学生たちも避難してきたので、次々とその中学生たちが「手伝います!」と、きてくれたそうです。ガラスの飛散防止のための養生テープ貼りなどもして、朝にはそれを取るところまで。
翌日、高齢のお声の方から、中学生たちが明るく声をかけ、お手伝いしてくれたことに励まされましたと、お礼のお電話が入ってそうです。さすが四中生!!
きっとどこの中学校の避難所でも、中学生たちの活躍があったのだろうと思います。
消防団は、地域を見回り、落ちてしまった屋根を片付けたり、河川状況を把握したり、周りを見守ってくださっていました。本日、会合があるということだったのでお話を聞きに行きました。
そのなかで、消防団が自分の命を守りながら、活動するための資機材の不足についても明らかになってきました。
ここの消防団小屋は一階のみ。雨風しのげるつくりではありません。また、ライフジャケットの支給はあるものの、全員分ではない!とのこと。ボートも各分団、また、各学校にせめてひとつ配備できると、そのときに、役に立つにちがいない、と。
たくさんのご意見、まとめてそうして提案にしていきたいと思います。