■江戸川区役所の新庁舎建設に向けた委員会は、9回目になりました。この2回はweb会議であり、私は関係職員の皆さんと一緒に、第5委員会室で傍聴をしています。
■前回はできなかったのですが、今回から一般の方の傍聴も再開しています。次回の予定は10月19日(月)午後1時30分からです。傍聴を希望される方は、9月20日号の広報えどがわ、あるいは、ホームページを見て、お申し込みください。
■毎回思いますが、学識経験者や公募区民の方の意見はさすがです。内容の深さが変わっていくのがわかります。
そして、その元となる「案」を作成しているのが、職員の方々ですが、その「案」が非常に優れていると、学識経験者の先生もおっしゃっておられました。
■本日のテーマは、「規模と施設計画」。
100年先を見据えた行政サービスとは、ということを幹部の皆さんは考えておられるという話も、副区長から出されました。
ハードの面が決まってきたら、あとは、見えない部分が弊害になることが多いので、「音」や、「匂い」を押さえていくことが必要であることも、出されました。
駐車場や駐輪場の話一つをとっても、様々な角度からのご意見は、学識経験者や公募区民の方から出されます。
⚫︎10年単位で交通手段の変化があること、電動車が主流になったときに、災害時の充電対応などにもなる。その時のことを考えた置き場の作りを。
⚫︎2段ラックは、子ども乗せ用のみならず、たくさんの荷物がある時、あるいは電動車などには使いづらい。できるだけ平置きスペースが必要では。
⚫︎駅近になれば、車ではなく、電車バスが多くなると見越しているが、役所に来るのは、それだけの目的ではなく、何かのついでに済ませようということも多いので、車は少なくならないのではないか。
役所全体の構成については、
⚫︎真に困っている人をどう救うか、という意見も出されました。
今考えられているのは、区民対応の窓口を2階3階に集約しようということです。これは、とても良い方向だと考えられます。
■ただ、どこからも意見は出ませんでしたが、
議会関係が、一番上階にまとめられる案となっていますが、議会、議員は、遠いものと思われることも多い中で、最上階に位置すれば、ますます遠くなってしまうのではないでしょうか。
私のお部屋には、毎日ご相談の方が見えるけど、また、そこを通る区民の方はもとより、職員の方々も声をかけてくださる。いろんな方が顔を出してくださるが、それが最上階になってしまったら、ぽつんと議員控え室が存在するようになると思うのです。でも、どこに位置すればいいんだろう。まだ案は持てないけれど、
意見を言わなくちゃ。
■きっと皆さんも、ご意見があると思います。おおよその「案」ができた時点で、広く区民に知らせ、声を反映できるように考えていきたいということも、座長から出されましたので、その際には、皆さんもどんどんご意見をお寄せくださいね。
■4月9日に、「江戸川区新庁舎建設基本構想(素案)」が完成しています。本日出された(案)については、ホームページに掲載され次第お伝えいたしますね。
江戸川区新庁舎建設基本構想(素案)の概要(PDF:1,193KB)https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/18234/soangaiyou.pdf
江戸川区新庁舎建設基本構想(素案)(PDF:7,378KB)