小岩駅周辺のまちづくりと、再開発事業についての視察です。
■photo上:小岩駅に一番近いところにある「I街区」。すでに建物は建ち、現在内装の仕上げをしています。今年中には引き渡しとなります。
床から1メートルのコンクリートで、水の侵入を防ぐ構造になっています。
コミュニティカフェの部分は、区民が様々な催しができる空間になります。貸し出しが始まるのは、1月末の予定です。
【Ⅰ街区】
10Fオフィス
9Fオフィス
6F~8Fフィットネスジム
5F診療所
4Fインターネットカフェ
3F飲食店
2F薬局など
1Fドトールコーヒー・コミュニティカフェ
■photo中:現場事務所から見た「Ⅱ街区」。建築中。2022年5月31日竣工。
向こうに見えるのが、「Ⅰ街区」の建物です。
「Ⅲ街区」は、その隣になります。2025年11月30日竣工。
ここは地上33階、地下1階。ここに対になる地上7階建の建物ができます。そこは、
5F~7F駐輪場2,500台分(ここは、災害時の避難場所にもなるように考えられているそうです)
1F~4F商業ビル
と、なります。
■photo下:総武線沿線の年間購買額の推移。市街地開発課長からのご説明。
1994H6年には、小岩の年間購買額は、新小岩、亀戸を抜いて第2位、近隣1位の錦糸町との差は約1,000万円でした。ところがその差は年々開き、昨年には5,000万円もの差にもなりました。
年間小売販売額では、平成初期からの25年でおよそ半減(約360億円の減)しているとのことです。
また、高齢化が進み、コミュニティを継続するための若い世代が減少していること、さらに、狭い道路が多いこと、老朽化した木造住宅の密集など、様々な指標から読み解き、小岩駅周辺の再開発となったとのことでした。
2009H21年JR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想が策定され、「100年栄えるまちづくり」を目標としています。
特にそこにお住まいの方々との話し合いを丁寧に重ねながら、ここまで進んできています。「100年栄えるまち」のために、これからでもご意見はどうぞお寄せください。
〜「災害対策・街づくり推進特別委員会」南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業地の視察〜