会議 | 令和元年12月生活振興環境委員会-12月17日-10号 |
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日付 | 令和元年12月17日(火) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前10時34分 |
場所 | 第2委員会室 |
案件 | 1 所管事務調査…継続 2 執行部報告 (1)江戸川区第5次環境行動計画 平成30年度結果報告 (2)羽田空港鵜機能強化に関する住民説明会について |
【所管事務調査について】
◆間宮由美 委員 今期のはじめに、桝委員と私からは所管事務の調査の提案事項として9項目提案させていただいておりました。その中で改めて一つ、それ以外に一つ提案をしたいと思います。
一つは、産業振興に関してです。景況調査の中では、小売業がやや下降となっています。そこで、商店主さんからの話をこの委員会の中で聞く機会を設けてはいかがでしょうかと申し上げました。現在商品券まつりが行われていまして、今回15%ということでいつもよりお客さんが多くなっているというふうに商店でお話を聞くと言われることが多いのですが、その一方で計算が難しくてそこについては何とかならないだろうかという、そういったご意見もあります。それらも含めて、改めて商店主さんからお話を聞くことができれば、委員会としても具体的な提案ができていくのではないかと思うところです。いかがでしょうか。
また、もう一点は、SDGsとCOP25についてです。国として考えていくことにはなりますが、本当に進めるとしたらば、やっぱり一人ひとりの意識を変えていくということが大事だと思います。そのために重要になるのが、各自治体だと思うんです。だから、先週ですかSDGsとこれからの教育ということでエコセンターさんが主催となって環境部の皆さんもお出になって講座も開いていただいていますが、こういった催しがされている背景はやっぱり一人ひとりの意識を変えていこうということなんだと思うんです。ですから、ぜひ私たち自身がより深くつかむということで、SDGsについて、あるいはCOP25について座学を開いていただければいかがかと思います。
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【廃棄物の排出量について】
◆間宮由美 委員 一つは説明会の件ですけれども、私も清新町のほうにも行かせていただきましたが、人数的にはそんなに多くなくて、ちょっとせっかく開いていただいているんですけれども、残念だなと思います。やっぱり、この間の陳情にありましたように、否決はされたものの今後教室型の説明会というのは求められるところなのかなと思いますし、また、実際に実機が試験飛行されたときに、その後にやるということがやっぱり大事だと思いますので、そのときに意識も高まって出てくる方も多いのではないかなと思われますので、ぜひその方向では進めていただければと思うところです。
お聞きしたいのは、行動計画についての結果報告についてです。一つは、未達成部分があるということでご報告がありました。これは、なぜ未達成だったのかということ。それから、どのように推進して減らしていこうとしているのか、目標に近づけようとしているのか、そのことをお聞きしたいと思います。それから、もう一つは、廃棄物の排出量についてなんですけども、この廃棄物というのは何を指しているかということもお聞かせください。
◎茶谷信一 環境推進課長 一つは、未達成の部分でございますけれども、ガソリンの使用量につきましては、未達成ということになっておりますが、こちらについては削減努力はしているところでございますけれども、やはり燃費のいい車の買いかえが実は一番なんでございます。順次、そういう適合車に買いかえたりはしておりますけれども、一番大きなところは清掃車等のLPガスですとか、そういうものから軽油に変えたという、LPガスの使用量とかが結構かかっておりましたので、天然ガス、LPガスが減り、その分ガソリン車の軽油量が増えたことが削減の大きなところであるんですけれども、その削減の効果が1%まで届かなかったというところであります。あと、ほかの部署につきましても、これは事業の多い少ないにもかかわりますし、エコドライブをどれだけやっていただけるかというところにもかかわってまいりますので、そういうところにつきましては引き続き各課にお願いしているところでございます。
それと、コピー用紙につきましては、実はこれは学校が非常に大きな割合を占めておりまして、学校ごとに実は購入して少しためておくという、年度を超えてもためておくというところがございまして、実は前年度はためた分が一気になくなってしまったというところの報告を受けているところでございます。そうすると、かなりの購入量が増えたというふうな報告を受けているところでございます。
あと、どのように推進していくかということでございますけれども、それぞれの組織的に各課の課長級を推進委員のリーダーといたしまして、さらに職員1名を推進の計画のさらにサブリーダーという形で組織だていたしまして、その方たちを通してふだんからこの啓発に取り組んで全庁的にさまざまな活動についてお願いしているというようなことが基本的に行っているところでございます。
廃棄物が、こちらも実は大きなファクターは小学校さんの取組みでございまして、廃棄物の中にはリサイクルなどで物を大切にしているということもございますけれども、やはり食育指導により食べ物を無駄にしない意識がかなり広がってきているというような報告も受けているところでございます。かなりそこの部分が大きなウエートを占めているというふうに考えております。
◆間宮由美 委員 ガソリンについて、燃費のいい車に買いかえることが一番だということだったので、なかなかすぐにできることではないし、またガソリンについても、それから紙についても、どうしても必要な部分というのはありますから、それ自体を減らすということではないんだと思うんです。でも、意識として少しずつでも減らすという、減らすためにどうするかというのを一人ひとりが考えられることというのが大事だと思いますので、そこについて意識を持つためにどうするかということをさらにお考えいただければと思うところでございます。
例えば、その廃棄物について今学校のほうでの食育のことが出ましたけれども、多分議会なんかも、私たち自身も問われているんだと思うんです。議会の中の部屋の中にごみ箱がありますが、そのごみ箱が各部屋によっても違っています。この中で、きちんと資源を分けていく、あるいはまた事業系ごみというのは普通の一般ごみと出すものが違うので、ビニールと紙と分けなきゃいけないことだということらしいんですが、しかし、それも一緒になっているところもあるように思います。ですから、そういったのもきちんと分けていくということは、私たち自身もそのごみの出し方を考えていくということが必要ですし、また資料ですね、本当にこれはどうしたらいいものかと思うんですけれども、タブレットでということだけがいいんではないんだと思います。どうしても紙の資料というのも必要になってくるとは思いますが、やっぱり意識の改革なのかなと思うところです。
課長をリーダーとしてサブリーダーを一人置いているということなんですけども、もう一点だけお聞きしたいのは、その各課でいろいろ進めていくに当たって、この課のこういう取組みはすごくよいから全体に広げたいとか、広げるためにはどうしているかとか、そこの部分について最後お聞かせください。
◎茶谷信一 環境推進課長 取組みの中で大きく削減できるものといたしましては、やはり技術的な進歩というのが欠かせないと思っています。そのほかに、さまざまな個人の努力もございますけれども、例えば今年、紙の削減に向けてこれは業者さんからの無償提供だったんですけれども、消えるコピーというのを2カ月ぐらいお借りしました。1回やったものをこれ実は青色コピーなんですけども、こういうの熱感紙で通しますと連続で10回ぐらい使えるというコピーなんです。こういうものも大分出てきておりますので、そういうのを全庁的にPRしながらぜひ使ってみてくださいと。ただ、個人情報ですとかさまざまな制約がありますので、何にでも消えるコピーが使えるわけじゃないんですけれども、試し書きですとかそういうときにはこういうものを使ってみたり、あとはその会議のあり方だとかさまざまに検討していかなくちゃいけないかなというふうに思っております。
環境部のほうでいろいろな情報を取り寄せておりますので、そういうものにはできるだけ全庁的にお知らせするように努めているところであります。
◎髙原伸文 環境部長 補足になりますけれども、今ボールペンでフリクションボールペンがございます。インクで書きますと、後ろのところの消しゴム部分なんかでこすると消えるという、あの原理を応用したコピー機なんでございます。ですから、1枚の紙にコピー機とかプリンターを通して印刷をする、それが次にまた通したときには上書きがされるというような、それが大体1枚の用紙について10回まで上書き可能というような形のもので、ちょっと業者さんにトライアルで提供していただきまして、私どもも例えば予算の見積もりとかそういうふうに繰り返し繰り返し議論をするようなペーパーなんかございますけれども、そのペーパーに我々もそのフリクションボールペンで書き込みをすると、そうすると書き込んだものも含めてさらにまた新しく印刷ができるというようなそういう原理のものなんでございますが、お試しで入れさせていただいて、それから私ども以外にも庁内いろいろなところにPRをさせていただいて共用しているんですけれども、できればこういったもの、本格的に今あるコピー機と置きかえるような形とかで紙の削減を図っていったりですとか、そういうような形をちょっと一個一個、さっき課長も技術革新ということ申し上げましたけれども、いろいろな新しい物も出てまいりますので、それとそのエコですとか、環境ですとかいうものと結びつけながら全庁的に推進していきたいなと、そういう考えでございます。
◆間宮由美 委員 先ほどお聞きしたことのもう一つが、課長をリーダーとして置いて各課で取り組んでいるというお話だったので、その中で全庁的にこの課の取組みはすごくいいよというのがあればお聞きしたいということだったんです。また、そのよい課があれば、それをどういうふうに全体に広げているのかということです。
◎髙原伸文 環境部長 環境行動計画の今回の結果につきましては、委員会にもご報告させていただくのももとよりなんですけれども、庁内でこの結果については共有させていただいております。どの部とか部門ごとで出っ張り引っ込みがあるかということをちょっと皆さんに認識していただくのが1点。それからあと、確かに取組みの中でいい成果を上げたというような事例、今手前みそになっちゃいますけど今フリクションコピーのお話もさせていただきましたけれども、そういうのを環境推進リーダーの方たちに集まっていただく機会などで、まめに情報提供することで他部署でも積極的に取り組める、普遍化できるような形のものは紹介させていただきながら、それでもってちょっと認識とか、それからノウハウの共有ということで削減に努めてまいりたいというふうに思ってございます。
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【メールニュースについて】
◆間宮由美 委員 一つは、メールニュースです。現在、登録者数は、こちらでわかりますか。
◎茶谷信一 環境推進課長 すみません。すぐに準備いたしますけど、今、正確な数字がちょっと……。
○高木秀隆 委員長 じゃあ、先に進めましょう。次の質問ありますか。
◆間宮由美 委員 すみません。この間の台風19号の後に飛躍的に伸びているということではあるのですが、まだまだ全体にはなってないと思うんです。ただ、ここで発信されることというのは、区民にとって非常に生活に密着していることなので、このツールをさらに広げるということはとても大切だと思います。それで、現在、江戸川区として持っているツールの中で、フェイスブック、ツイッター、それからインスタグラムも始められていますが、ラインはまだですよね、たしか。それで、今圧倒的に使っているのがラインで、しかも70代、80代の方が使い始めているというケースが今とても多くなっているように聞いているんです。ですから、このラインを使うということがさまざまな区からの情報発信のときに大切ではないかと思うんですが、ぜひこのツールを、ラインも江戸川区からの発信に広げていただければと思うとこなんですけれども、何か今お考えがあればお聞かせいただければと思います。
○高木秀隆 委員長 数字わかれば数字から。
◎髙原伸文 環境部長 ちょっと遅くなりましたけど、まずえどがわメールニュースの配信対象者数につきましては、本年4月現在で1万5,710人でございます。それが1点目です。
それからあと、2点目のそのSNSの範囲として新たにラインをということなんですけども、ちょっとやはりそこのところは情報政策上の問題ですとか、それから広報の所管というような形もありますので、これはちょっとご要望としてお伺いしておくということにさせていただければと思います。
◆間宮由美 委員 4月時点から、先ほど言ったように19号の台風の後に爆発的に増えていると思います。あと、それについてはまた人数については後ほど、今現在がどうなっているかについてはお聞かせいただければと思っています。
情報政策上ということなんですけれども、来年の成人式でのお土産にラインスタンプを使うということをお聞きしました。そこにいよいよ進んでいくんだなと思ったんですけれども、やっぱり区民にとって発信をちゃんとしていってもらうことが、広がることが大事だと思うので、ぜひメールニュース以外にもそのメールニュースの中身を知らせるように、ラインをぜひ使えるようにご検討いただきたいと思っています。
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