会議 | 令和2年予算特別委員会(第3日)-02月28日-03号 |
---|---|
日付 | 令和2年2月28日(金) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午後5時30分 |
場所 | 第1委員会室 |
案件 | 令和2年度予算審査(第3日) 一般会計予算歳出 第8款 文化共育費、第9款 生活振興費 |
【ボランティアについて】
◆間宮由美 委員 現在、ボランティアセンターへの登録団体は210団体、6,026人と多くの方が参加して、その活動分野も大変広くなっています。先ほどの白井委員のお話にもありましたが、共生社会の実現という点で、とても大切な活動が、今、江戸川区の中で広がっているのだなと感じております。私は特に本日は、防災関係ボランティアについてお聞きをしたいと思います。ボランティアセンターが主催する防災ボランティアの講習が初級・中級と開かれています。この位置付けをお聞かせください。
◎藺草光一 文化課長 こちらのボランティアセンターで、災害ボランティアを育成しているところでございます。この災害ボランティアにつきましては、地震や災害ですとか、何かその自治体で発生したときに行政のみで応急・復旧活動が困難でございますので、近隣住民、区外、都外からボランティアの方を受け入れるために、この災害ボランティアを育成しまして、この方たちと一緒に私どもボランティアセンター、社会福祉協議会が災害ボランティアセンターを立ち上げて受け入れる、そのときの人材として育成をしているところでございます。
◆間宮由美 委員 では、現在まで何人の方が講習を受けてボランティア登録をされているでしょうか。
◎藺草光一 文化課長 この災害ボランティアの養成研修につきましては、平成25年度から開始をしておりまして、初級修了者が223名、中級修了者が103名、合計で326名いるところでございます。その中で、実際に発災時に災害ボランティアセンターの立ち上げに協力するよということで登録していただいている方は51名いるところでございます。
◆間宮由美 委員 非常時に社協とも協力しながら、行政とも協力しながら災害ボランティアセンターを立ち上げるということで、これはいつ災害が来るかわからないときですので、本当に待ったなしのボランティアの方々なんだと思います。非常時のときのことはそういうことだということでわかりました。
では、日常、ふだんでは何ができるでしょうか。
◎藺草光一 文化課長 災害ボランティアの方につきましては、万が一の発災時に即座に被災地に駆けつけていただけるように、その要請に応えてもらうように、常に待機をしていただいているところでございますけれども、合わせて養成講座で習得した高い技能を平時でも発揮していただくことは、とても大切なことだと考えております。例えば、毎年の江戸川区総合防災訓練において、実際に災害ボランティアセンターの立ち上げを、その災害ボランティアの方たちと立ち上げる訓練を防災訓練の行程に入れてもらうようなことができないかとか、そのようなことをよく危機管理室と協議していくように、ボランティアセンターに働きかけてまいりたいと考えております。
◆間宮由美 委員 総合防災訓練のときから、ともに訓練体制に入るということは、大変必要なことだと考えられます。ぜひ次の訓練時から実践できるように働きかけをお願いしたいと思います。また、災害ボランティア講習の講師の方々というのは、災害時はもちろんのこと、その後、年何回も被災地へ赴いて、被災された当初から今現在の様子までつかんでおられる方々です。ですから、内容は非常に質の高い内容になっています。ですので、それを受けている方々ですから、326名おられるということですので、ぜひそれぞれの方々が所属する各町会とか自治会からでもいいと思いますので、防災訓練など、学んできたことを実践で生かせるように、ぜひマッチングも含めて助言などもお願いできればと思っております。
—
【子ども会について】
◆間宮由美 委員 子ども会が発展するために、とても支えていただいているというのが大変よくわかります。子ども会で大人がすることに子どもたちが参加を、大人がつくって、そこに子どもたちが参加をする子ども会から、子ども自身が最初からつくり上げていく、子ども自身が参画をしていく子ども会ということの意識をぜひ広げていっていただきたいと思います。要望します。
—
【区民施設の申し込み開始日について】
◆間宮由美 委員 他の目とまたがりますが、全ての区民館に共通する内容となりますので、ここで一括してお聞きします。委員長、よろしいでしょうか。
○藤澤進一 委員長 はい。
◆間宮由美 委員 区民施設の申し込み開始日についてお聞きします。
タワーホールや文化センターのホールの申し込み開始は、1年前となっています。
一方、区民施設である小松川・葛西・東部・鹿骨の各区民館のホールの申し込み開始日は、5カ月前となっています。これには理由はございますか。
◎佐久間義民 小松川事務所長 今のご質問は、申し込みの期日に理由があるかというお尋ねですけど、江戸川区は大きく分けて施設をタワーホールや文化センターなどの大型文化施設、また区民館・コミ館などの地域施設、あと陸上だとか総体だとかのスポーツ施設、この3種類に大きく分かれているところでございます。
その中身といたしましては、地域施設は主にコミ館、区民館ですけれども、主に地域の方のコミュニティ活動拠点として、区民の方にできる限りご利用いただく、そういう施設になっております。
また、大型文化施設は、提供されるサービスがさまざま多目的なこともございますので、区内の全域さらには区外からの利用を考えての施設というふうになってございます。広域施設ということでございます。
そのために早い時期からの申し込みを開始してしまいますと、早い時期から計画することが多い広域的な大規模なイベントなどを主催するばかりの方が、会場を押えてしまうということも考えられますので、短い期間で企画する地元の小規模と言っては失礼かもしれませんが、そういうイベントの主催者が会場を取ることが困難になってしまうというような、そういう視点から、大型の文化施設と地域施設の受付には違いを設けているというところでございます。
◆間宮由美 委員 もちろん、間近にお決めになる人へも門戸を広げるということは、大切なことだと思います。しかし、例えば各区民館は約300から500人の席、ホールは席となりますが、300以上の方に来ていただこうとしましたらば、日にちと場所を決めるのには1年前に決めるというのは、全くおかしいことではないなと思うんです。それであれば、また大型施設と言われているタワーホールの小ホール、これ300席、グリーンパレス250席、ここは1年前に決められるわけなんですけれども、せめて要望としては1年前に変更を願えないでしょうかということなんです。今のお答えを聞いていて、私思ったんですけど、大型施設のほうをもっと先にすればいいんだと思いました。そうすれば2年前とか1年半にすることで、区民施設が1年前にできるかなと思ったんです。区民の皆さんのお困りごととしては、例えば地域の区民館で大きなイベントを主催するときになるべく知られている方を、例えば審査員として来ていただこうと思っても、5カ月先ではもう決まってしまっているのでお呼びできない。そういったことがあって、とても苦労されています。また、5カ月前に抽せんに外れてしまったら、4カ月前、3カ月前となってしまうので、そうすると、来ていただくお客さんへの周知も、なかなか難しくなるということなんです。
区民の皆さんとしては、文化大型施設に行こうか、それとも区民施設に行こうかというよりも、やっぱり近くのところとか、またこのホールが好きだとかそういったのもあると思いますが、近くというのが一番大きいかなと思うんです。
ですから、これまで培ってきたその行事を毎年続けていけますように、とりたてて不都合がないようであれば、申し込み開始日を1年前としていただくということを、ご検討願えないでしょうか。地域の方々、そこをお使いの方々とぜひお話していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎佐久間義民 小松川事務所長 委員さんのおっしゃるとおりです。今後もやはり多くの皆様にやはり区民施設、大型施設等もご利用していただきたいというふうに、思いは一緒でございますので、そういうような利用方法を今後また議論の場があれば、議論していきたいなというふうに思ってございます。
—
【都市農業について】
◆間宮由美 委員 伊藤委員が今おっしゃった趣旨のこと、非常に大切なことだと思います。今、丁寧にお話がありましたので、私からは別のことでお聞きしたいと思います。
国連が呼びかけた家族農業の10年がスタートしています。江戸川区には、私は一農民ですと胸を張っておっしゃる方が大変多くおられます。
しかし、残念ながらこの3年間を見ましても、また17ヘクタール農地が減っています。都市農業、SDGsの観点で農家の農地を減らさないということを、そのお考えと区としての取組みをお聞かせください。
◎関山健二 産業振興課長 区としては農業ですね、農地というのは非常に農業にとっては大事な土地でございます。区の伝統でもありますし、誇るべき文化だと思ってございます。都市農地は食料の生産のみならず、防災面や緑、豊かな街並みをつくり出すなど、多面的な機能を持つ貴重な存在だと思ってございます。
そういった意味でも、農地を守っていくという姿勢で区は取り組んでいるところでございます。
◆間宮由美 委員 姿勢はとても強く感じます。具体的にどうしていくのかというのを、もう少しお聞かせいただけますか。
◎関山健二 産業振興課長 その土地を減らさないで、守っていくための取組みとしては、昨今、特定生産緑地制度というのができました。これについては税制の優遇等を平成4年に生産緑地制度ができて、30年たったところでさらに10年延長して、農家を続けていただく方に税制の優遇を図るというもの。それから、都市農地の貸借円滑化法という法律ができました。それでちょっと農業をなかなか自分でやっていくのが難しいという農家さんは、人にお貸しして農業を続けるという仕組みづくりも昨今できたところです。そういったところを活用しながら、区としてはそういったところの周知をして、農地を守っていくという姿勢でおります。
◆間宮由美 委員 500を300にするだとか、やはり支えてくださっているというのを、農家のほうとしても感じてらっしゃることがたくさんあります。本当はたくさん話したいんですけどもう時間がないので、要望を1点だけして終わりにしたいと思います。
ここ数年、鳥が群れを成してやってきて、作物を食べていってしまうということで、ムクドリは小松菜を食べちゃって、ヒヨドリがブロッコリーを食べていくということで、野鳥なのでなかなかこれは駆除は難しいところではあるんですけれども、でも本当に作物が大変なことになってしまうということで、ぜひ対策を一緒に考えてください。よろしくお願いします。
—
【学童登録について】
◆間宮由美 委員 保育ママさんにどうなるかというのを言われたんですけど、どうなるかと、あと学童登録のことは開設する、とおっしゃったので、それはすばらしいと思ったんです。そうしたら、たくさんの人数が集まるんではないかと。そうすると、学校を休みにしたことと、学童にいっぱい来ちゃったら、それはどう考えたらいいんですかというのが来たですけど、どういうふうに考えるんですか、そこは。
◎斉藤猛 区長 来たというのは、どこから何が来たんでしょうか。
○藤澤進一 委員長 間宮委員、挙手してちゃんと言ってくださいよ。
◆間宮由美 委員 区民からです。朝の流れていますので、それで問い合わせで、それはどう考えたらいいですかねというのが来たんですけど。
—