会議 | 令和2年予算特別委員会(第6日)-03月05日-06号 |
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日付 | 令和2年3月5日(木) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午後4時54分 |
場所 | 第1委員会室 |
案件 | 令和2年度予算審査(第6日) 一般会計予算歳出 第6款 都市開発費、第13款 土木費 |
【コミュニティバスについて】
◆間宮由美 委員 コミュニティバスについては、丁寧な質疑がありましたので、繰り返しません。ご尽力お願いいたします。
私からは、現在のバス路線についてお聞きをします。
要望についての資料をいただきまして、先ほどバスの再編についての言及がありました。特に路線についての要望はどういうものが何系統ぐらいございますか。
◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 バス路線の要望ということでございますけれども、やはり増便の要望を多くいただいておりまして、今まで27件、15系統ほどで増便の要望をいただいているところでございます。
その内容でございますけれども、やはり時間に1便しかないとか、主に便数が少ない路線の増便要望が多いという状況でございます。
◆間宮由美 委員 全体では月に5件から30件くらいのさまざまな要望があって、その中、増便要求としては27件くらいということだと思います。
特に1時間1本のところの増便要望が多いということですが、中でもとりわけお困りなのが、学校の先生方です。例えばそれを逃すと朝は学校到着が大幅に遅れてしまいますので、緊張してバスを待つ。夕方は子どもたちにいろいろなことが起こりますから、対応していれば帰る時間が読めない。終わり次第帰るといっても1時間1本のバスを待たなければなりません。そのバスを待たなくちゃならないというのは、先ほど庁舎での車の要望のところでもお話がありましたが、やっぱり大変なことなんだと思うんですね。
とりわけ切実な声としてお聞きしている一つに、松江四中大杉東町のところを通る船28、新小29のこの系統があります。ここは通勤の不便さというのが、どういう弊害が起きているかというと、不便であるからできたら異動したい、そういう声が出てきています。これは、先生たちが定着しなくなれば生徒の学力向上にもつながらないわけで、非常にもったいないことだと思うんですね。ですから、特に学校そばを通るバス、ここについては、朝晩の増便を含め工夫ができないでしょうか。
また、区内全体での1時間1本のバス路線というのがありましたが、増便要望についてどのように解決を図っていくでしょうか。
◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 どのように解決をするかということでございますけれども、これは各バス事業者へ要望があったことはお伝えをしておりまして、検討をそれぞれの事業者で行っているところでございます。
ただ、先ほど来申し上げさせていただいておりますけれども、昨今の運転手不足ということで、増便は相当厳しい状況にございます。既存の便数の確保すら難しい状況でございます。
ただ、ダイヤ改正等によりまして、例えば朝晩の混雑時間帯に間隔を少し詰めるであるとか、そういう工夫をした路線もありますので、今いただいたご要望も含めて、今後の再編に活かしていきたいというふうに思っております。
◆間宮由美 委員 朝晩のダイヤ改正ということで、ぜひ、特に学校のそばの方のところも、先生方のお話もよく聞きながらやっていただければと思います。よろしくお願いいたします。
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【アスベストについて】
◆間宮由美 委員 アスベストについてお聞きします。
アスベスト台帳は現在どのように整備が進んでいるでしょうか。対象件数、アスベスト含有件数などをお聞かせください。
◆間宮由美 委員 アスベスト含有のところが4件ということで、これは何かあったときには確実に飛散するのが4件ということなんだと思うんです。また、飛散する可能性があるというのが12件、不明というところがありましたから12件と見ることが必要なのかなと思うんです。また、未回答がまだ619件あるということで、かなりの割合になるかと思います。ここについては回答を求めるためにはどのようにされていきますか。
◆間宮由美 委員 郵送だけではなくて、直接訪問など、現場を確認することが必要かと思いますが、いかがでしょうか。委託なども含めてできるといいと思うんですが、いかがでしょうか。
◆間宮由美 委員 アスベスト台帳は、ぜひテンポを速めて整備をお願いしたいと思います。
次に、アスベスト除去のための助成についてですが、解体に使えるようにしてほしいという要望が多く届いています。解体時にも使えるようになると、助成金の需要が増えていくと思うんですが、いかがでしょうか。
◆間宮由美 委員 それについては、では後で述べます。
最後の質問です。アスベストの状況は、震災などの災害時を考えると危機管理室が把握しておくことが必要と思いますが、危機管理室との情報共有はされていますでしょうか。
◆間宮由美 委員 熊本地震以降のアスベスト対策部会が立ち上がっているということで、安心します。飛散するエリアについて、やはり危機管理室、そして環境部との情報共有はこれからお願いいたしたいと思います。
先ほど、解体のための助成金をというお話をさせていただきましたが、アスベストにつきましては、イギリスでは96年前、ドイツでは82年前にもう対応が始まっています、ところが日本の対応が40年もそれから遅れたということで、そのことでアスベストが広く使用されてしまいました。
先ほど、副委員長との質疑の中で、未耐震が約6,000件あって、建て替え除去を進めるというお話がありましたけれども、耐震化を進めるためにも、やはりこの解体費の助成というのは大きな力になると思います。アスベストに関する国の法律が今進んできているのではないかなと思いますので、そこも含めて研究していただき、ぜひ江戸川区としてのアスベスト建物解体費助成の実現に向かっていただければと思います。よろしくお願いします。
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