会議 | 令和2年10月福祉健康委員会-10月14日-07号 |
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日付 | 令和2月10月14日(水)) |
開会 | 午前10時00.分 |
閉会 | 午前10時55分 |
場所 | 第4委員会室 |
案件 | 1 陳情審査 第33号・第34号・第42号・第46号・第48号・第49号の2第51号・第57号・第58号…(継続) 第25号・第26号…結論に至らず、審査未了 第25号:別居・離婚後の児童虐待等を防止する運用・法整備を求める陳情 第26号:別居・離婚後の児童虐待等を防止する公的支援を求める陳情 第33号:「ケアプランの有料化は行わないこと」を決議することを求める陳情 第34号:希望の家の騒音問題に関する陳情 第42号:江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡の真相究明と再発防止 を目的とする委員会の設置を求める陳情 第46号:令和元年の江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故について第三者委員会の設置を求める陳情 第48号:暗所視支援眼鏡「MW10」の日常生活用具認定に関する陳情 第49号の2:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児や重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情 第51号:医療的ケア児や重症心身障害児とその家族に対する日常生活支援サービスの向上を求める陳情 第57号:江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故の被害者に対して哀悼の意を表し、再発防止を誓う採決を求める陳情 第58号:新型コロナウイルス禍の中での国民健康保険料の引き下げを求める陳情 2 所管事務調査…継続 3 執行部報告 4 その他 |
【医療的ケア児や重症心身障害児とその家族に対する日常生活支援サービスの向上を求める陳情】
◆間宮由美 委員 親御さんの思いがひしひしと伝わってきて、胸がいっぱいになる陳情だなと思いました。
私からは、3点お願いしたいと思います。
1点目は、今、佐々木委員がおっしゃった、通園・通学の状況、保育園だけでなく学校も含めて、通園・通学の状況と、医療的ケア児が何人いるのかということについてです。医療的ケア児が何人いるか、その子たちの保育園、学校などの通園・通学の状況を1点目です。
2点目が、本文の3段落目に、江戸川区では2年前から健常児と障がい児が同じ時間を共有する活動が始まったと聞いていますとありますが、それはどのような取組みでしょうか。
3点目は、江戸川区内で医療的ケア児や重症心身障害児を受け入れている保育施設がどこにどれだけあるか、そこへ配置されている職員と人数です。お願いいたします。
◎河本豊美 障害者福祉課長 医療的ケアの人数につきましては、障害者福祉課のほうで資料を準備させていただきたいと思います。
◎弓場宏之 子ども家庭部長 3番目の受け入れ保育施設の職員の人数、これにつきましては、子ども家庭部のほうで調べてみたいと思います。
◎森淳子 福祉部長 1番目の通園等の状況、学校の状況も含めてということなんですけれども、ここにいる部署ではございませんので、ちょっと聞いてみて、分かる限りで対応したいと思います。
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【江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡の真相究明と再発防止】
◆間宮由美 委員 2点ございます。
1点は、レスパイト、ショートステイのできる施設はどこにどれだけあり、どのような状況で利用されているか。
もう一点は、日常生活用具、先ほど給付追加があったということですが、それも含めて日常生活用具の対象となっているものと申請の仕方について、改めて資料をお願いいたします。
◎河本豊美 障害者福祉課長 こちらもできる範囲で準備させていただきたいと思います。
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【江戸川区障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故の被害者に対して哀悼の意を表し、再発防止を誓う採決を求める陳情】
◆間宮由美 委員 議会対応についての資料になりますので、事務局にお願いすることになるかと思います。
これまで江戸川区で哀悼の意を表した決議、また事故などがあった際に再発防止を誓う決議、これがされたことはあったでしょうか。これまでの議会での対応についてお聞きしたいと思います。
◎区議会事務局 かしこまりました。
○所隆宏 委員長 ほかにございますか。
ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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【医療関連について】
◆間宮由美 委員 記書き以下を正確に理解するために、5点、資料をお願いしたいと思います。
1点目は、協会けんぽ並みに引き下げるとありますが、それはどのくらいの額になるでしょうか。
2点目は、一般会計からの繰入れをしないと決めた理由が分かる資料をお願いいたします。
3点目は、子どもの均等割を廃止、あるいは減免をしている東京都の区市等、分かればその理由をお願いします。
4点目は、短期保険証、資格証明書は何のために発行しているかが分かる資料をお願いします。
5点目は、滞納差押え処分はどのようなときに行われているのかが分かる資料です。
◎加藤英二 医療保険課長 今の5点につきましては、沿ったものをお出しできるようにしていきたいと思います。
1点だけ私のほうから確認をさせていただきたいことがあるんですけども、発言よろしいでしょうか。
○所隆宏 委員長 どうぞ。
◎加藤英二 医療保険課長 この陳情の中で記書きの2番のところに一般会計から特別会計への繰入れを継続してくださいというところでございますが、予算上、常に一般会計から特別会計のほうに我々の給付費とか保険事業費とか、そういったものが繰入れを行っているところでございます。その限りではずっと継続していくんですけども、この上の陳情原文との兼ね合いで、保険料をいわゆる法定外繰入金を削減縮減しているところ、その部分を継続してくださいということで解釈してよろしいかどうかという部分でございますが。
○所隆宏 委員長 これは陳情者に確認をしないと分からないです。
じゃあそれは確認してみます。
◎加藤英二 医療保険課長 もう一つ、今度は法廷外繰入金を現在は縮減をしてございますので、それに沿った資料で次回までに用意したいと思います。
○所隆宏 委員長 よろしいですか。
◆間宮由美 委員 はい。
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◆間宮由美 委員 結論に至らずとの表明がございましたが、前回、私は意見を述べますと申し上げておりましたので、意見を述べさせていただいてもよろしいでしょうか。
○所隆宏 委員長 どうぞ。
◆間宮由美 委員 今までお受けしてきたご相談の中では、壮絶な離婚の件が幾つもございました。警察や当時の子ども家庭支援センターとともにDV夫から母子を逃がす、あるいは虐待母から子供を逃がすなど、様々な案件がございました。そのことを考えますと、25号で書かれている共同親権、これについては、それがあることで子どもの決めなくてはならないことがあるとき、必要なときに速やかに決めることができるのかどうか疑問がまだ解決しておりません。もちろん、離婚をしても自分たちで産んだ子について、共に養育をしていく覚悟を持ってほしいとはいつも思っております。しかし、現実の中では、憎しみあって、あるいは苦しめられて離婚に至ることも多く、そうした離婚をした夫婦がどのように子どもの重要事項について話し、結論を持つことができるのか、私にはまだ見えません。むしろ、そのような親とは一時も早く別れて暮らす、頭から体から消し去ることが子供にとって必要なときもあります。それらのことから、25号については賛成しかねる部分がございます。出された陳情について結論を出すことは、委員会としての責務であると考えますが、25号については、申し訳ありませんが結論を出すには至らないとお伝えします。
しかし、26号については、別居・離婚後の児童虐待、人権侵害を防止するための支援、相談体制の充実を図るということを求めていますので、願意は妥当と思われます。ただ、まだ結論には至らないという表明がございましたので、取扱いについては正副委員長にお任せしたいと思います。
○所隆宏 委員長 ほかよろしいですか。
では、この程度にとどめたいと思います。
次に、第33号、ケアプランの有料化は行わないことを決議することを求める陳情について、審査願います。
◆間宮由美 委員 この陳情については、いろいろ述べてまいりましたが、次の議会が結論を出す最終となりますので、次回の結論に結んでいく方法が必要となります。お取り計らいよろしくお願いいたします。
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○所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第34号、希望の家の騒音問題に関する陳情について、審査願います。
◆間宮由美 委員 この陳情についても、るる述べてまいりましたが、次の議会が結論を出す最終となりますので、次回には結論に結んでいく方向が必要と思われます。お取り計らいよろしくお願いいたします。
○所隆宏 委員長 ほかにございますか。
ほかになければ、本日は継続とし、閉会中の継続審査の申出をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
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◆間宮由美 委員 最終報告が出されて、障害者支援ハウスの中は基より、区としても再発防止に向けて動かれていることがよく分かりました。
1点お聞きしたいのは、お風呂につかる介助のマニュアル、これは出来上がりましたでしょうか。
◎河本豊美 障害者福祉課長 この報告と併せてマニュアルも整備させていただきました。
◆間宮由美 委員 そうしますと、この2つの陳情は、既に進められた第三者委員会の設置を求めるという点では、願意は遂行されたとみることができるのではないかと思います。また、職員の人権教育などについても、この間、お聞きしてまいりました。そうしますと、1年は経ってはおりませんが、結論を出してよいのではないかと思われますが、いかがでしょうか。
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◆間宮由美 委員 私は、取下げのために陳情者とお話をするというのは必要ないのではないかと思います。第三者委員会を作ったということ、設置してほしいということについては願意が遂行されていると思います。42号のほうでは、区並びに障害者支援ハウスでの職員及び従業員の人権教育の徹底をと書かれています。これは私だけでなく、多分この委員の誰もが徹底をしているというふうに捉えているのだと思うんですけれども、ただ、陳情者はどういうふうに思うかは、これはまた別だと思いますので、ですから、やはり結論をきちんと出すというほうがよろしいのではないかと思いました。
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