会議 | 令和3年 8月 建設委員会-08月04日-04号 |
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日付 | 令和3年8月4日(水) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前10時39分 |
場所 | 第5委員会室 |
案件 | 1 陳情審査 第54号、第55号、第59号、第73号…継続 第54号:上篠崎一丁目北部土地区画整理事業における第1次移転先の 地盤強度保証を求める陳情 第55号:上篠崎一丁目北部土地区画整理事業 第1次移転先における 流域治水対策補償検討を求める陳情 第59号:江戸川区レンタサイクル利用申し込み時における電話番号複数届出の強要を取りやめるよう求める陳情 第73号:江戸川区景観条例 施行規則の一部改正に関する陳情 2 所管事務調査…継続 3 執行部報告 (1)都市防災不燃化促進事業開始について (2)JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画認可について (3)令和3年度「道路ふれいあい月間」について |
【第54号:上篠崎一丁目北部土地区画整理事業における第1次移転先の 地盤強度保証を求める陳情】
◆間宮由美 委員 今、地盤改良を行ったということで、1メートルを置き換えるというお話がございました。記書き2に関してお聞きをしたいのですが、ここでは移転先の地盤高の推移を造成後一定期間継続測量し公表することを求めるとございます。この項目について、区としてどのようにお考えかということを改めてお聞かせいただけますか。
◎高橋博幸 区画整理課長 今、間宮委員のご質問の前に、牧野委員が言ったように、北小岩については、国交省のほうで、国土交通省のほうで盛土した部分については引渡し後5年間継続して沈下測定すると、盛土した部分について。今回の1次移転については、現地盤のところで北小岩の事例があったということで地盤改良はするということですので、地盤調査については今現在するつもりはございません。
◆間宮由美 委員 移転先が30Hの外であるということもあり、通常の区画整理地域であるということで区はくくりをされておられると思います。しかし、事業を行うことによって移転を余儀なくされる地域になるということが事実としてあるわけですから、やっぱり一体事業の施行者である江戸川区として住民の不安を払拭して要望を聞く姿勢は貫いていただきたい。この一定期間の継続測量、そして公表ということについてはぜひしていただきたいと改めて申し上げます。終わります。
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【第55号:上篠崎一丁目北部土地区画整理事業 第1次移転先における 流域治水対策補償検討を求める陳情】
◆間宮由美 委員 前回の委員会で、所委員から、今の気候変動に対応するために持続可能な生活を続けていける場所とするためには、ピロティー式の補償などの考え方は必要ではないかということでお話がございました。これは、移転に伴うということではなくて全体的というご意見でした。私もそのご意見に賛成をします。みんなのえどがわ大会議が書面開催となりましたが、防災のテーマに参加する予定だった方々とお話をさせていただきました。その際に、100年後の江戸川区をどう考えるかという問いに対して、その方々は、逃げなくてもよい江戸川区とおっしゃっていました。どんな災害が来てもここにいて大丈夫であるという江戸川区をつくることを目指していこうということで大変共感できる内容だと思いました。では、そのためにどうするかというと、水浸しにならないように堤防ほかの強化とともに、やはり自助努力の中で、壊れない住宅、水につからない住宅を造ることも必要なことだと思います。それであれば、ぜひそこに区として目を向けて推進をお願いしたい。そのために後押しできる費用の補助をご検討願いたいと考えるところです。この陳情の方々は、まさに流域治水を推進するための移転でもあるわけですから、そこから水害リスクを回避する、提言する、そのための費用の補助をここから出発させてよいのではないかと思うところです。本日は意見として終わります。
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【第59号:江戸川区レンタサイクル利用申し込み時における電話番号複数届出の強要を取りやめるよう求める陳情】
◆間宮由美 委員 東京都としては、近々懇談会を開催して、改めて広く意見を聞く方向があると前回ご答弁いただいております。その後、予定は何か決まりましたでしょうか。
◎室井邦昭 都市開発部参事(都市計画課長事務取扱) 東京都のほうから報告を受けていますのは、7月15日に懇談会を開催したというふうに聞いてございます。ただ、今後幅広く話を聞いていくというふうなことで、具体的にどういうふうな話を聞いていくのか、どういうやり方で聞くのかとか、スケジュールどうなのかについては具体的なお話はまだ示されていないということですが、今後継続して懇談会は開いていくというふうに聞いてございます。
◆間宮由美 委員 7月15日に開催したということですか。今後継続してということで、15団体ぐらいでしたか、関係する団体があると聞いていましたが、ここでは団体さん皆さんがお越しになられたのでしょうか。
それから、ここでお話しされた内容はオープンに見ることができるのでしょうか。
◎室井邦昭 都市開発部参事(都市計画課長事務取扱) 最終的に何人ご出席になられたのかというところまではちょっと確認できておりませんが、こういうコロナ禍なものですから、各団体1名でお願いしますということでお集まりいただいたというふうなことで聞いてございます。
今後、内容の公表等については、東京都のほうで確認していくと思いますので、そこはまた都のほうに確認をしたいと思います。
◆間宮由美 委員 承知いたしました。スケジュールも含めて、今後進めていくとも聞いているということで前回も話がございました。今後、現地調査を委員会としてする予定を組んでいただいておりますので、それを待ちたいと思います。
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【都市防災不燃化促進事業についてのご報告について】
◆間宮由美 委員 都市防災不燃化促進事業についてのご報告についてお聞きをしたいと思います。
耐火性のある建物ということで、そこは分かったのですけれども、一定の高さの条件ということで7メートル以上とございますが、これはなぜかということをお聞かせいただけますか。
◎須田賢治 まちづくり推進課長 この市街地大火が発生した場合に、どうしたらその延焼の遮断と、輻射熱という熱を遮断できるかという国の研究結果がございまして、今回は30メートルの幅で一定の高さ以上ということで関係を示す表がありまして、今回、少し安全を見て7メートルというふうにさせていただいたわけで、そういう研究に基づいた高さの設定でございます。
◆間宮由美 委員 そうしますと、その延焼や輻射熱を防ぐためには7メートル以下、例えば、だから2階建てでは、これは難しいということなんですか。
◎須田賢治 まちづくり推進課長 今回、この助成の制度に先立って、実はこの沿道30メートルに都市計画決定をしまして、高度地区、最低限高度ということで7メートルという制限を設けてございますので、おっしゃるように、一定のこういう効果を発生させるためには、やっぱりこの高さというのは必要だろうということでございますので、ここら辺はおおむね2階建てプラスアルファぐらいの高さですので、そんなに現状の街並みから考えて無理のない高さかなというふうに考えてございます。
◆間宮由美 委員 終わります。
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