今日こそは、役所の自分の部屋の書類を整理しようと思って向かったものの、包丁で切っちゃった指が痛くて進まない。
だから、
役所の前にある、わたしがちっちゃい時から大好きな和菓子やさんの「金時」さんに、葛(くず)でできたアイスを買いに行った。
みかんと小豆。
そうしたら、いつもニコニコの若旦那さんと若奥さんが、こんな話をしてくれた。
「和菓子は健康食だと思っています。わるいものは入れない。素材だけで作ります。だから、翌日になると、固くなるし、日持ちもしません。
でも、スーパーで買うと柔らかいのに、ここのは、次の日になったら固かったって言われちゃうんです。」
添加物が入っていないことが、どんなに贅沢なことか。次の日に固くなるということは、そういうことなのに。
心も体も健康でいるためには、取らなくていい添加物は避けられれば良いのだけれど、今は入っていない物を探すことのほうが難しい。
そんな中、日持ちのしない和菓子を作り続けるその姿勢に、わたしはいたく感激したのだ。
さて、前日の「文教委員会」には、5本の陳情書が出された。
学校給食と食の安全を求める陳情も、3本でている。
審査の初めての日には、資料要求をする。
わたしが要求した資料は以下の通り。
【陳情書に対する資料要求】
■第118号の2 区内の子どもが健全な集団生活を送れるよう求める陳情
①陳情原文には、厚労省が発表しているデータでは、15歳以下の感染に対する重症化や死亡のリスクが低いと言われ、多くの国ではあらゆる感染対策を撤廃していると書かれている。厚労省のデータと、他国の感染対策についてお示しいただきたい。
② WHO、CDC、国立感染症研究所が発表していると書かれている、エアロゾル感染についての記述部分。
③幼児、小学生のマスクは、脳の発達に有害と書かれている。脳科学的な研究成果について、お示しいただきたい。
④文科省の衛生管理マニュアルでマスクについて書かれている部分。
⑤ 江戸川区教育委員会が出しているマスクに関する通達。
⑦陳情原文には、他自治体についても書かれているので、他自治体の動向。どのような声明、陳情が出されているか。
■第119号の2 子どもたちの未来を守る、給食への有機食材導入に関する陳情
①陳情原文には、化学物質への曝露が、発達障害やアレルギー疾患を引き起こしやすくするという研究結果が出ているとある。その研究結果のわかるもの。
②農薬に関して、また、遺伝子組み換え、ゲノム編集に関する、日本政府の対応。
③外国産小麦からのグリホサートの検出についてわかるもの。
④学校給食において、有機食材を利用している自治体の状況。
■第120号 小中学校の給食の充実と保護者の負担軽減を求める陳情
①江戸川区における学校給食費の変遷。額とその内容。
■第121号 都立高校入試へのスピーキングテスト導入の延期および再検討に関する陳情
①ESAT―Jを含めた全体の配点。
② 酷似していると書かれているESAT―Jの問題内容とベネッセによるGTEC Coreの問題内容。
③ 中学校現場の英語教諭の声。
■第123号の2 食の安全を守るため、小学校や障がい児施設にて、ゲノム編集トマト苗を受け取らないことを求める陳情
①発表されているという、パイオニアエコサイエンス(株)における、障がい児施設、小学校に対する無償配布の計画。
②そもそも、ゲノム編集とは何かについて。委員皆さんと共有したい。
③現在、日本国内でのゲノム編集食品の生産流通がどのようにされているか。