会議 | 令和6年 2月 文教委員会-02月01日-12号 |
---|---|
日付 | 令和6年2月1日(木) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前10時54分 |
場所 | 第3委員会室 |
案件 | 1 陳情審査 第5号、第6号…継続 第5号:船堀駅前地区まちづくりに関する陳情 第6号:中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情 2 所管事務調査…継続 3 執行部報告 (1)令和4年度事務事業点検・評価報告書について (2)すくすくスクール時間外勤務手当支給状況調査の実施結果及び今後の対応について (3)一之江小学校スクールバスについて 4 その他 |
【第5号、船堀駅前地区まちづくりに関する陳情について】
◆間宮由美 委員 公共施設をつくるということについての手順で、決まったものがあるかどうかということで新庁舎・施設整備部計画課のほうにお聞きをしました。その中では、一般的には公共施設をつくるための決められた手順というのがあるわけではなくて、地域からの要望が高くなったときにそれを行政が受けて、そして、地域や議会と話し合いながらつくる・つくらないを決めていくということのお話を聞きました。
先ほど、範疇というお話もありましたが、特に主管課が必要性の分析をして、そして庁内の決裁ルートに上げていくということが大きなやり方になっているというふうにも聞きました。前回、中野委員からも、また私からも新庁舎の工期が延びたことから、改めて区民の声を集めて反映してほしいという要望を述べましたが、反映できるかどうかはやはり主管課の分析というのが大きく力になるのではないかなと思っています。図書館の主管課は、現在文化課の皆さんです。区民の要望が大きくなってきているというのは先ほどのお話の中でもありましたが、区民の声、そして委員会、議会での声、そして現在の人口と図書館の施設数などから必要性の分析というのをぜひお願いしたいと思うところです。
そこでお聞きしたいのは、現在主管課として図書館そのものが改めて必要であるかどうかについての検討や分析というのが行われているかどうか。行われているとしたら、どのように行われているかということをお聞きしたいと思います。
◎安田健二 文化課長 図書館の必要性という部分につきましては、人口比で見た場合、数目で言うと要望を完全に満たしているとは言い難い部分はあろうかと思います。ただ、それを補う形で現在サテライトというものを設置して、徒歩10分圏内というような形で対応させていただいておりますので、併せて今ある図書館の老朽化、そういった部分も判断の一つとして多くの意見を伺いながら、我々としてもその状況はお伝えできる立場にはあるかと思いますので、そこはしっかり精査していきたいと思っています。
◆間宮由美 委員 多くの意見を伺いながらというところが必要なのだと思います。さらに分析ということで、本当に必要なのかどうか、そこのことを主管課としてぜひ進めていただきたいと思います。
委員長、前回の委員会で申し上げました、より深く陳情を理解するためにも陳情者の意見を聞く会など設けていただけたらということでお願いをしましたところ、ご検討くださるとのことでしたが、いかがなっていますでしょうか。
○須賀精二 委員長 まだ検討中です。
◆間宮由美 委員 では、ぜひ実現をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
—
【第6号、中学校英語スピーキングテスト結果の令和6年度都立高校入試への活用中止に関する陳情について】
◆間宮由美 委員 改めて結論を出したいと思います。スピーキングテストの問題点・課題などについては、多くの方が感じておられると思います。それに対して、これを変えていくという、そういうためにも私たちがどのような結論をつけるかということは大切なこと、東京都に対してきちんと伝えていくためにも大切なことと思いますので、次回出させていただきたいと思います。
—
○須賀精二 委員長 それでは、次回3月13日の委員会において結論を出したいと思います。
何かご意見・ご質問ありますか。
◆間宮由美 委員 意見を言いたいと思います。
○須賀精二 委員長 結論を出すということについて。
◆間宮由美 委員 それについてはありません。内容についてでいいですか。
○須賀精二 委員長 はい。
◆間宮由美 委員 一つお聞きしたいのは、今の授業の中でスピーキングをする。その中で、今の授業の中でテストなどはしているでしょうか。そして、テストについての子どもたちへのフィードバックの仕方、そこら辺はどうなっているかということでお聞きをします。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 4技能のうち、話す技能に関してのテストを行っているかという質問でよろしかったでしょうか。
まず、筆記試験で定期試験がございます。その中でスピーキングを行っているかどうかというのはこちら把握していませんけれども、基本的に筆記試験は、読む、書くでございます。授業の中で、各教科担任が話す技能、そして聞く技能については評価を出しております。その中で、小テスト等を行っているかどうかは教科担任によるものですので、区教育委員会として指示は出してございません。
◆間宮由美 委員 教科担任の先生方が評価はしているということなので、いろいろな形でされているのだと思います。私が聞くところでは、先生のところに来てもらって、そしてそこの中でのやり取りをするとか、やっぱり英語で話すということについて教科の先生が直接そこでその子の話を聞き、そして、そこでフィードバックして、ここが違っているね。ここは合っているねって。そういったことをすぐにフィードバックしているというのをよく聞くところでございます。
なぜ、そういうことをまずお聞きしたかと申しますと、そもそもスピーキングテストの結果というのが、活用ができづらいというふうに思うからです。グレード別のアドバイスなども掲載もされるようではありますけれども、やはりスピーキングテストを行ったときに、子どもが結果の活用ができない。どこをどう自分が間違えたのか、どこがどう正しかったのか。そこのところの結果というところが、活用ができないテストになっているのではないかなと思うのですね。そもそもテストということでは、間違ったところなどがやっぱり分かって、そして次に活かすことができることが必要だと思うのですけれども、今のこのままではそれができない形になっているのではないか。そうすると、本当に子どもにとってこれが必要なものなのかどうかということも、改めて問われることではないかなというふうに思うところでございます。
また、違う角度から考えると、先生方の負担というところ。この間もいろいろな形で申し上げてきたのですけれども、今、都立のほうに出すときにmiraicompassというネット出願のシステムがあるかと思います。そのmiraicompassというネット出願に切り替わったことで、慣れていないということで、保護者の出願が本当にきちんとできたかどうかとか、そういったことを先生が親御さんに改めて確かめることも、紙であったときだと見れたけれども、今度はネットなので本当にできているかどうか不安なまま進むようなことがあったり、あるいはまた都立推薦用のものなんかも、もう既に冬休みから用意をして調査書などをきちんと先生方が書いてくださるわけなのですけれども、ESAT-Jの結果というのが1月11日以降ですから一度推薦書を出す。そして、改めてESAT-Jの結果が出たときにそれをまた記載して出さなければいけない。それもまた親御さんに出さなければいけないということで、そういった調査書を2回出さなければいけないということもあり、本当に先生方が大変な思いをされているということを聞くわけです。
働き方改革と一方では言っているにもかかわらず、ものすごく英語の先生方の負担が大きくなっている。先生方の負担が大きいということは、やっぱり子どもたちと接する時間、子どもたちと本当にいろいろなことを話したり一緒に遊んだり、子どもたちの声を聞いたりする時間が少なくなるということだと私は思うのですね。だから、そういった点でも変えていかなければならないこと。本当にこれを使っていいのかどうかということなどを考えなければいけないのではないかなというふうに思っています。
東京都教育庁は、グローバル人材育成部国際教育企画課国際教育推進担当というところが担当なさっているわけですけれども、東京都教育庁の事業であったとしても、これは東京都としては区に対してはご協力をいただいている事業であって強制力はないという言い方はされていました。でも、強制力がないからといって、東京都から出されてきたものを江戸川区だけやりませんということはなかなか難しいことだと思います。ただ、やはり江戸川区として、江戸川区の教育委員会として東京都がやっている事業だからということで、内容は詳しくは分かりませんということではなくて、やはり教育委員会としても内容を具体的にきちんと見て知っていくこと。そして先生方にも返していっていただくということが必要ではないかなと思います。
YEAR1、YEAR2が始まっているわけですけれども、やはり情報を知りたい、やり方はどうしたらいいのだろうかなどいろいろなお話も聞きます。具体的に教育委員会としても中身を知って、そして問題点・課題点についてはこれまでも伝えてくださっているということは何度もお話はされていましたが、改めて皆さんの声を東京都には伝えていただきたいと思うところです。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 ちょっと誤りがあったのでお伝えしたいのですけれども、スピーキングテストですけれども、ESAT-Jですけれども、都立高校への提出につきましては、例えば、エンカレッジスクール、チャレンジスクール、英語学力検査を実施しない学校等は対象外のため提出不要になっています。出願時。それから、推薦に基づく選抜や、学力検査に基づく選抜、つまり選抜の中で分割後期募集、第二次募集では出願時の提出は不要でございます。ですので、推薦時にはESAT-Jの結果は担任は提出はしてございません。
また、今この陳情の内容としましては、都立高校入試の活用に対する陳情でありまして、出願時の教員の働き方改革というところではないかなというふうに、ちょっと論点がずれているのかなというふうに感じました。
◆間宮由美 委員 そうすると、調査書の中で記載をするのを2回、ESAT-Jの結果を含めて提出するということはないということですか。私が間違えていますか。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 こちら、実施要項に書かれているレポートの取扱いで、都立高等学校への提出というところで今申し上げたのですけれども、繰り返しになりますけれども、エンカレッジスクール等、それから推薦に基づく選抜、それから、分割後期募集、第二次募集では出願時の提出は不要となってございます。
◆間宮由美 委員 それ以外のところでは必要なところもあるということですよね。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 通常の学力検査に基づく選抜で、英語学力検査を実施する学校では対象となってございます。
◆間宮由美 委員 先ほど、この陳情においては入試への活用を中止するようにということで記書きで書かれています。先生方の大変さというのも含めて、スピーキングテスト自体の抱えている問題というのが明らかになることがこれについての判断をする一つの要因になると思いますので、私は決してこれは関係ないことではないな、先生方の大変さというのはきちんと事実としてお伝えすることは必要なことだと思いましたので、意見として申し上げました。
—
◆間宮由美 委員 いや、あってもいいかとは思います。
○須賀精二 委員長 次回、結論出てしまうのですよ。
◆間宮由美 委員 次回、結論なので、それまでに事前に頂けるのであれば事前に頂くのでもいいのかもしれませんと思います。
—
【(3)一之江小学校スクールバスについて】
◆間宮由美 委員 1点だけ確認をさせてください。事務事業評価の件です。1人1台タブレット端末の整備についてなんですけれども、これはすみません、ざっとしかまだ見れていないのですけれども、あくまでも、児童・生徒の側からした成果、有効性、効率性ということになるのでしょうか。教員の側からの問題点とか課題点とか、成果、有効性、効率性などという観点での評価ということは、ここには入っているのか、いないのかを1点だけ確認させてください。