給食の値段っていくらかご存知ですか。
小学校は、
低学年250円
中学年270円
高学年290円
中学校は、
335円
で、一人分の給食を作っていました。
しかし、物価高騰の折、すでに牛乳が1本6円程度の値上がりとなっており、
もうこの金額ではやっていけないと、学校給食栄養士さんから、悲痛な声をいただいていました。
私は、委員会の中などでも取り上げ、実情をお話ししてきました。今度の6月の本会議でも取り上げようと思っていました。
しかし、教育委員会は、栄養士さんたちの声に耳を傾け、この度、すべての学年で、20円ずつの値上げを提案してくれたのです!そして、先の臨時議会で、全会一致で可決されました。
この値段でもまだまだ不足かもしれません。しかし、まずは大きな一歩となったと思います。ですから、6月議会で取り上げることは致しません。
学校給食は、子どもたちの成長には欠かせないものとなっています。
貧困のため、あるいはネグレクト(養育放棄)のため、また、食についての知識が無さすぎるために、家庭で栄養を取れない子どもたちが、今もいることをご存知でしょうか。
お菓子をたべれば、お腹は満たされるかもしれません。
でも、お菓子だけでは、心も頭も満たされることはありません。
そのようなことさえも、わからない家庭も中にはあります。
お米のご飯だけで、おかずがない家庭もあります。
もちろんきちんと食べている家庭がほとんですが、しかし、1日のうちの1食が豊かなものであるかどうかは、成長期の子どもたちにとって(おとなにとってもそうなのです!)、とてもとても大切なこと。
だから、各学校の栄養士さん方は知恵をしぼって頑張ってくださっています。栄養士の全校配置、これからも守っていく必要があると思っています。
学校給食のこと、何かありましたら、どうぞご連絡くださいませ。