江戸川区では、台風の後片付けが着々と進んでいます。しかし、お隣千葉県では未だ停電の続いている地区があります。
12日木曜日、江戸川区は、要請のあった鋸南町(きょなんまち)へ、クラッカー15,000個、土のう袋6,000枚、ブルーシート1,100枚を届けました。
千葉県市長会から特別区区長会へ、支援要請は来ましたが、その調整を待ってはいられないので、個別要請のあった鋸南町への支援を進めたとのことです。
鋸南町は、日本三大水仙群生地であり、海岸部は、南房総国立公園に指定されています。今朝の報道によると、養殖の魚が全滅ではないかと。半壊だとしても7億の損害だろうとのことで、その被害総額ははかりしれません。
また、本日14日には、災害協定を結んでいる富津市からの要請を受けた足立区を通じて、江戸川区にも要請があり、ブルーシート730枚、土のう袋2,000枚、子ども用おむつ960枚を運んでいます。
また、危機管理室からは、区内の主な被害についてもご報告をいただいています。
人的被害の報告はありませんでした。物的被害では、街路樹や公園関係で、樹木の倒木245本、半倒木104本など合計506本の木に損傷がありました。
道路冠水8件、足場の倒壊1件、その他カーブミラーやシャッターなどの倒壊7件、屋根、看板等の飛来8件、エレベーターの停止など多数。
学校では、給食室の断水、非常階段の一部破損、バスケットゴールが倒れるなどが見つかっています。
いまは、そのどれもが、ほぼ復旧しています。