会議 | 令和元年7月生活振興環境委員会-07月09日-04号 |
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日付 | 令和元年7月9日(火) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前11時11分 |
場所 | 第2委員会室 |
案件 | 1 所管事務調査 景況調査について 2 執行部報告 (1)江戸川区災害廃棄物処理計画(案)概要版 (2)第48回 江戸川区特産金魚まつり (3)第44回 江戸川区花火大会 (4)施設の改修工事に伴う休館等について |
【企業景況調査について】
◆間宮由美 委員 3カ月ごとに景況調査がされていますけれども、そもそもこの短い3カ月という期間で行うのはなぜでしょうか。
それから、3カ月ごとの調査対象はその都度数が違ってきていますけれども、ここはなぜでしょうか。毎回受けて、面接を受けてくださる方々と、そうでない方がいるということでしょうか。
◎関山健二 産業振興課長 江戸川区のほうで調査をかけているのは大体430社前後というふうに思っております。それで、もちろん全くアットランダムに企業を抽出してということで、企業ごとに状況が違うものですから、やはり同じ企業をずっと長期間で追ってやっていくというのがこの調査の信憑性にあらわれるので、基本的には3カ月ごとの発表ではありますが、継続して調査をしているというふうに認識しております。
あと、3カ月ごとですが、この期間は何か決めがあるということではないと思っておりますが、大体四半期ごとの調査が一番景況を、例えば半年とか1年に1回とかだと、やっぱりその間にも動きがあると思うので、3カ月ぐらいが妥当な数字ではないかというふうに思っています。その決めについてはちょっと私のほうとしては、失礼ですが、認識がちょっとなかったということです。
◆間宮由美 委員 ホームページに出ているのは29年の4月からのが出ているんですけれども、ずっと追っていって見ますと、なぜ3カ月かなと。実際にお店とかを見てみても、3カ月で動向が変わるとは思えないのですけれども、でも、実際にここの中をずっと追っていくと、確かにDがEになったり、また戻ったり、Cになったりというふうに動いてはいるので、3カ月というのも何かしらの意味があるのかもしれないんですけれども、余りにも短いのでなぜかなと、これは疑問に思っていました。
もう一つは、今いただいた資料の中の倒産動向を見ると、この1月から3月期の倒産件数で一番多いのが建設業となっています。その前の倒産動向をずっと見ていくと、建設業だけではなくて、3カ月ごとには製造業が一番多かったり、また別のところが多かったりということなわけですけれども、今期、建設業がここのところずっと見ていくと、少し上向きになっている。オリンピックの建設ラッシュなども含めてなんだとは思うんですけれども、建設業自体は景況は普通から上、やや上昇のほうにここ数年行っているようではあるわけです。
ところが、今回、建設業が5件も倒産をしているということ、4件ですか、倒産をしているということで、これはどのように見たらいいでしょうか。
◎関山健二 産業振興課長 倒産については、毎回数件それぞれ業態で出てきている状況ではあります。それで、やはり建設業は人手不足とか、そういったものが相まって倒産に追いやられるところもあるのではないかなというふうに思っております。
あと、オリンピックの景気なんですが、オリンピックが実際に開催されるときまで景気が同じように続くという状況ではないようで、やはりオリンピックの1年前とかは、そういったところで足どめを食らうというふうに、ある経済の分析している方のお話ですと、やはり去年の秋から今年の年明けぐらいで少し勢いが、オリンピックの景気というか、それに対応する業況がちょっと足どめになっているというお話を伺っております。
◆間宮由美 委員 確かに、1年前には足どめになるだろうということが言われていますから、今後建設業の倒産というのも非常に大きな問題になってくるのではないかなと思われます。
先ほど桝委員もおっしゃっていましたけれども、やはりこれをどのように生かしていくかということが今後本当に必要だと思うんですね。景況調査をこれだけ細かくなさっているからこそ、これをどのように生かして、区内産業の振興に持っていくかということだと思うので、最後にもう一度お聞きしたいのは、どのように生かしていくかということをもう一度お聞かせいただければと思います。
◎関山健二 産業振興課長 この調査は一つの方法で、手段でありまして、私どもとしては、いろいろな業界とのおつき合いを日ごろやってございます。そういう中でいろいろとお話をいただきながらヒントにして、施策に生かしていきたい、そのように思っております。
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【消費者センターの関連について/公契約条例について/景況調査について/航空機のルート変更に伴う環境についての調査研究について】
◆間宮由美 委員 桝委員の4点はどれも賛同できるものだと思いました。
私からも4点提案させていただきたいと思います。
まず1点目が消費者センターの関連になります。セブンペイによる犯罪が起きていますが、15万円を不正使用された豊島区の方によると、使われたのはこの江戸川区だったということです。詐欺もかなり巧妙になっていますが、現在、江戸川区内での消費者センターが注意喚起とともに、丁寧に相談にも乗ってくださっていますが、現在の江戸川区の詐欺被害などの現状をお聞きしながら、そこから見えてくる課題をはっきりとさせながら、なくしていくための方策を話し合うことができたらと考えます。
2点目は、公契約条例についてです。条例そのものについては総務委員会が所管となると思いますけれども、働く人の生活賃金や雇用の安定を定めることは雇用主にとってもよい方向になるものであります。産業振興、生活振興の立場から調査研究をしたいと考えるものです。
3点目は、先ほど景況調査のところにもあらわれていましたように、小売業が下降のままずっと維持されているという状況になっています。そこで、これは商店街の方々からのお話をお聞きできたらと思うところです。役員さんということではなくて、ぜひ手を挙げる方、ぜひ話したいという方、商店の方であればどなたでもということで来ていただいて、そして、実際に私たちがお話を聞かせていただく、そこから雇用を上向きにしていくものを見つけ出していく、そのための調査研究ができたらいかがかと思います。
最後4点目は、環境整備にかかわりまして、航空機のルート変更に伴う環境についての調査研究をと考えますので、羽田空港への調査などができればと思います。
いずれの点につきましても、必要な現場への視察も含めて調査研究ができればと考えるものです。
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【花火大会について/江戸川区災害廃棄物処理計画(案)について】
◆間宮由美 委員 まず一つは、花火大会についてです。来年、オリンピックに伴って、花火大会の期日を前倒しにするんですねとよく聞かれるんですけれども、それは決定になるのか、方向でも決まっていればお知らせいただきたいと思いました。
◎関山健二 産業振興課長 今、委員のご質問ですが、来年の花火大会の開催は5月23日(土)で決定してございます。それで、昨年の10月末にプレス発表をさせていただいて、これは公式に5月23日にやるということで、決定事項でございます。
◆間宮由美 委員 次は、江戸川区災害廃棄物処理計画(案)についてでございます。かなり本当に細かいところまで考えておつくりになっているなということを感じました。
一つは、し尿の部分で、使用済簡易トイレというのは何を指しているのかというのをお聞きしたいと思います。というのは、災害ボランティアの方々の中でもやっぱりトイレのことは非常に課題になっているところなんですが、簡易トイレ、仕様ということがそれぞれ定まっていないので、区としては何を考えてこの使用済簡易トイレとされているのかをお聞きしたいと思います。
それからもう一つは、がれきなどの一次仮置場へ持っていく、また、そこから二次の仮置場に持っていく、選別などをするということなんですけれども、これは誰がやることになりますか。そこはどのようにお考えかということが2点目です。
最後、3点目は有害物質。4番目の平常時の災害廃棄物処理対策についてですね。平常時ということなんですが、この有害物質について、所在施設のハザードマップをつくるということで、仮置場に公園などを考えているということでしたが、これは、仮置場として公園などを考えているというのは、発災時ということなんだと思うんですけれども、予防として有害物質についてはどう考えるのかというのをもう少し具体的に教えていただければと思います。
◎八木邦夫 清掃課長 3点ご質問でございました。
まず、1点目のし尿、簡易トイレというのは何かというところですが、簡易トイレはいろいろあるんですけど、四角いボックス型のものもございますし、それから、携帯用のトイレもございます。溶剤を入れて固めるような形のものもございますので、そういったものを指します。要は燃やすものでございます。バキュームで収集するのは、あくまでも仮設トイレとか、そういったものでございます。
それから2番目、選別等は誰がやるのかという質問でよろしいんですよね。仮置場、これはちょっとまだ具体と言われると、お答えしづらいところがあるんですけど、今後事業者の方と協定を結びまして、区で全部管理というわけにはいかないと思ってございます。その一次仮置場の管理等を含めまして、事業者の方と協力関係を結んでやっていこうかなと。ただ、まだ具体的に契約を結んでいるわけではございません。その辺は今後の課題ということでございます。
それから、3番目ですね。仮置場台帳で……。有害物質のほうですか。有害物質のハザードマップということでよろしいんですかね。
○高木秀隆 委員長 間宮委員、今、質問がわからないみたいですから、もう一度お願いします。
◆間宮由美 委員 有害物質についての所在施設を今の平常時に明確にしておくということなんだと思うんですけれども、その具体的なことについてですね。仮置場を公園などにすると先ほどありましたけれども、そこをもう少し具体的にお聞かせいただければと思います。
◎八木邦夫 清掃課長 まず、有害物質のほうにつきましては、環境推進課のほうと協力して作成してまいります。例えばアスベストであったり、PCB含有物だったり、そういった、今のわかる範囲で所在地を明確にしていくということでございます。
それから、仮置場台帳につきましては、なかなか難しいんですけれども、この都会の中で仮置場になり得るところといえば、公園等が考えられますので、そういったものを日ごろからリストアップしていくということでございます。これについては公表するということは考えてございません。
◆間宮由美 委員 今のほうから言いますと、所在地を明確にするということは、今ある有害物質がどこにあるかということを明確にするということでいいですよね。今、台帳などもアスベストなどもつくっているかと思いますけれども、その所在地を明確にして、それを平常時のうちから、どのように対策をとっていくかということでよろしいわけですね。
◎八木邦夫 清掃課長 今、対策をとるというか、そういったものをつくっておくことによって、災害発生時に、そういった有害物質が出ないように、例えば自衛隊、消防、警察等と連携して対応していくということを考えてございます。そのための基本資料ということでございます。
◆間宮由美 委員 基本資料をつくることがまずは大事なことだと思います。あと、災害発生時に出ないようにといっても、おうちなどでまだまだ使われている、工場などでも使われているところがございますので、出ないようにするためには、やはりその対策としては、今のうちに取り除いていくということを都市開発部とも連携しながらやっぱりやっていくことが必要ではないかなと思うところです。
それからもう一つ、簡易トイレについてなんですけれども、先ほど、固められたものということだったんですけれども、災害用トイレのほうだけでは全く不足することになると思います。使われるのは使用済簡易トイレ。だけど、簡易トイレがない間は、今、自分の自宅に黒いごみ袋などを何重かにして、それをきちんと縛ってトイレにしようということがボランティアの中でもよく言われています。となりますと、固められていないものもたくさん出てくると思うんですね。ですから、固められていないものも運ぶということも考えて計画などをつくるときにお考えいただければというふうに思うところです。
8月にパブコメということでしたから、ここでたくさんの方の意見が出されたらいいなと思いますが、特に災害ボランティアの方々、防災ボランティアの方々も区内の至るところで活動されていますので、そういった方々からきちんと計画に対するご意見がいただけるように発信をされるといいかと思いました。
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