会議 | 令和元年7月子育て・教育力向上特別委員会-07月19日-03号 |
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日付 | 令和元年7月19日(金) |
開会 | 午後1時30分 |
閉会 | 午後3時43分 |
場所 | 第4委員会室 |
案件 | 1 年間活動予定について 2 子育て支援・健全育成・教育力向上について 3 執行部報告 (1)令和元年度(第17回)青少年の翼出発・帰国について (2)平成30年度江戸川区児童虐待対応状況について (3)児童相談所愛称募集について (4)教育研究所関係施設の移転について |
【子ども会の活動について/子ども未来館について/保育士への支援について】
◆間宮由美 委員 3項目にわたってお聞きをします。ご報告の順にお聞きをしたいと思います。1点目は子ども会の活動についてです。子ども会自体が減少しているということで、子どもの生活の変化ですとか、保護者の負担感などが理由として挙げられていました。でも、それでも大切な活動であると認識されていると思いますが、それであれば増やしていくという方向なのかなと思うんですが、どのように子ども会自身を増やしていこうとされているかということをお聞きしたいと思います。
また、連合会についてですが、連合会に未加盟が3分の1ということです。これについてはどのように考えていったらいいのか。連合会に入ることの意味、連合会に入っていったほうがいいと考えているかどうか、そこら辺のお考えをお聞きしたいと思いました。
2点目は、子ども未来館についてです。先日、環境フェアの中でも、水辺の生き物についてですが、非常に丁寧に小学生の男の子が生き生きと教えてくれました。その男の子にいろいろ話を聞きますと、未来館に行ったときに、自分に教えてくれた先生がいて、その方を敬って、こういうふうになりたいと思って、自分で勉強したというんですね。非常に知識も旺盛に持っていた彼なんですけれども、そんなすてきな未来館ですが、ここに来館できるのは、いつでも来られるというと、やはり近くのお子さんたちが多くなるのかなと思うんですけれども、遠くに住んでいる子どもたちがより来やすくするためには、どのようにしたらよいとお考えになっているか、そこをお聞かせいただければと思いました。
3点目は、保育士への支援です。保育士支援策の中の④に区主催の研修会や巡回によるサポートということがございます。区主催の研修会については、年に何回ぐらいどのような形で行われているのか、全体でやっているのか、また地域ごとなのか、あるいは全体会としてもグループワーク的なものもあるのかということ、また対象ですけれども、これは正規の職員だけなのか、どのような雇用形態の方でも全て参加できるのかどうかということです。そして、巡回サポートについては、具体的にはどのようなサポートをされているかということ、以上3点お聞きしたいと思います。
◎上坂かおり 健全育成課長 ご質問いただきました件、お答えさせていただきます。子ども会の減少につきましてですが、現在、各子ども会からお話を聞く限り、その原因の部分、減少の原因については非常に根深いなということを感じております。やはり、一番多いのは保護者の負担感というところであったり、あとは町会の中で活動している子ども会もあったり、もしくは町会から切り離して活動している子ども会があったりというところで、非常に運営の仕方も多岐にわたっているという現状がわかります。そういった意味で、まずは私たちがするべきは、その現状を全て知るということかなということで、アンケートをこれから実施していきたいなと思っています。実施している保護者たちがどんなことを負担に感じているか、あとは、加入者が減っている現状がどういった状況か、そういったところをまずアンケートをとりまして、各子ども会の抱えている問題を分析しながら、どういった形のアドバイスをしていったらいいか、どうしたら子ども会が減らないでいられるか、あとは増えることができるかということを考えていきたいなと思っております。
あと、連合会への未加入が3分の1ということでご意見をいただきまして、こちらにつきましても未加入の子ども会については、個別にアプローチはさせていただいているんですけれども、やはりこちらで出てくるのも負担感の言葉が出てきます。自分たちの子ども会を回すのでも大変なんですが、さらに連合会に入ってしまうと、もっと大変になってしまうというところが意識としてあるようです。ただ、連合会に入りますと、ジュニアリーダー活動があったりとか、次世代の育成者が増えるという部分はありますので、そういったところを負担感を軽減しながら、どのように、こういったメリットを進めていくかというところは、このアンケートも含めて、今後分析しながら、子ども会連合会のほうにも働きかけをしていきたいなということで考えております。
2点目の未来館ですね。未来館の部分、場所的には決して恵まれている場所ではないんですが、やはりここを遠くから利用したいというお子さんの声はよくあります。バスの便も決してそれほどいいものではなくて、小松川地域からなんかは来るのは非常に不便かなというのは感じております。今、その子たちに対して、即対応できる方法というのはないんですが、現在、出張講座というのに非常に力を入れています。すくすくスクールであるとか、あとは各地域の希望がある場合、先ほど言いました子ども会でも希望があれば、出張講座というのをさせていただくということをしています。学びのきっかけをまず子どもたちに与えるということが大切だと考えていますので、そういった意味では、出張講座等を活用して、多くの子が利用できるような形で環境整備していきたいなと考えております。
◎浅見英男 子育て支援課長 私から保育の回答をさせていただきます。まず、研修会ですけども、年間10回程度、内容といたしましては、市立保育園の園長会でも研修等を自主的にやっております。それと内容が重ならないように、例えば園長になって何年目の方を対象にですとか、それから中堅職員とか、あとは採用されて何年目とか、そういったある程度年数を区切って、対象を区切ってやっております。対象者につきましては、保育士ということで、正規の職員の方もいれば、非常勤の方ももちろん受けることはできます。それから、巡回指導ですけども、対象の施設は認可保育園だけではなくて、認証保育所ですとか、それから小規模保育とか、そういった保育施設全般になります。それで、具体的には、例えばちょっとそばで保育のやり方を見たり、それから日誌の書き方ですとか、保育の内容全般に経験のある保育士がアドバイスをさせていただいております。
◆間宮由美 委員 子ども会については、さまざまな会合に出まして、やはり日本中どこの地域においても、子ども会の人数が減っているということで、携わっている方などはどうしたら増やせるんだろうかということで、皆さんお考えの方が非常に多いなと思います。そこについての分析をしていくということで、アンケートをとるということが今お話がありましたので、私はこれを本当に非常に大切なことだと思いました。そこから、やっぱりそこに携わっている方々のところから出発できるということは、これは大事なことだと思うので、ぜひ今後どのようにアンケートの結果などなったかなど、また、ご報告いただければと思います。
それから、子ども未来館については、学びのきっかけを与えることが必要ということの出張講座をされているということで、これも非常に大切なことだなと思いました。近くにあればいいということで未来館をじゃあ幾つもつくろうかというお話にもあるかもしれないんですけども、でもそれはやっぱり大変なことであって、そうではなくて、学びのきっかけを渡すことができれば、それをもとに自分の学校の中で、自分の近くのところで進めていくこともきっとできるようになると思いますので、そこも含めて、未来館に行かなくても、その内容について、今度は自分のところでこういうふうにしたら学べるよというのも含めて、教えていっていただければなと思います。
最後に、保育士の研修の件ですけれども、かなり丁寧にされているということもわかりました。保育の質を高めるということのために、やはり勉強するということが非常に大切でありますし、またそこで喜びをもって仕事に向かっていくためにも、大切な研修会だと思います。ですので、非常勤も含めて、参加ができるということですので、さらに進めていっていただければと思います。
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◆間宮由美 委員 すみません、委員長がおまとめになったので、その後言う必要もないとは思いながらも、一言私も思ったので意見をと思いました。野﨑委員がおっしゃったように、確かに私自身も新人のときに全ての議事録を読んでから、この委員会に臨んだという記憶がございます。やはり、今までのこともすごく大事にしながら、そして、もちろん自分で調べられることは調べて臨むというのが、それが本当に大切なことだと思います。ただ、よぎ委員がご意見をされていたことや、質問をされていたことというのは、決して委員会から外れることではないと思います。それぞれの委員がやっぱり勉強してきたことや、経験してきたことや、聞いてきたことをここの場で出しながら、皆さんとともに、本当であれば、委員同士でも話し合いができるということがすごく大事なのではないかなと思うんですが、それがなかなかちょっとまだできずに、執行部との対応だけになっていますが、もっとさらに委員会が充実していくためにも委員同士の意見の交換も含めて、できるようになるといいなと思いました。
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【児童相談所について】
◆間宮由美 委員 児童相談所については次回の案件ということでしたので、内容についてはそちらでお願いしたいんですが、その際に資料として1点お願いできればと思いましたので、お伝えしたいと思います。
先日、児童相談所の開設に向けた勉強会というのが開かれて、非常に感激をいたしました。また内容については、次回またお話もしたいと思うんですが、そのときに職員の方を対象に行われたということで聞いておりますが、アンケートが参加した方からとられたと思います。そのアンケートの内容について、どのようなものがあったかというのをお聞きできればと思った次第でございます。
◎松尾広澄 子ども家庭部長 特定の個人がわからない範囲で、まとめてご報告をさせていただければと思いますし、これまでの中でも特徴的な意見があるものですから、そういうのを踏まえて出したいと思います。
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