会議 | 令和2年4月熟年者支援特別委員会-04月21日-10号 |
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日付 | 令和2年4月21日(火) |
開会 | 午前11時00分 |
閉会 | 午前11時44分 |
場所 | 第1委員会室 |
案件 | 1 座席の指定 2 意見交換(委員会調査概要作成に向けての意見交換) 3 執行部報告 (1) 新型コロナウイルス感染拡大防止のための新たな試みについて 4 その他 |
【執行部報告】
◆間宮由美 委員 縦横に張られている江戸川区の熟年支援の取組みをより充実したものにしていく、効果を上げていくためには、熟年になる前、高齢になる前からの取組みに焦点を当てることが大切ではないかと考えます。例えば、介護予防、日常生活支援総合事業では、口腔機能を整えることで健康寿命が延びるとして、口腔ケア検診を昨年から実施していただいています。その効果をより上げていくためにも高齢になってから初めて歯のこと、口のことを考えましょうでは、既に遅い方も出ています。ですから、子どものときからのケアに視点を当てることで熟年になっての口腔機能への支援をより生かしていくことができるのではないかと考えます。また、江戸川区の要介護認定の1号被保険者の認定率は16.9%で、23区の中で一番低いというご報告がありました。背景に江戸川区の生きがい施策としてのくすのきクラブ、シルバー人材センター、くすのきカルチャー教室などがよい影響を与えているのではないかとお話がありました。総合人生大学も含め、熟年の方々の生きがいとして広がっていることは実感しているところです。加入しやすくするためには、熟年になる前から今暮らしている地域での町会、自治会活動、青年会やPTA、ボランティア活動などを通して、人々がつながっていくことに力を注いでいくことが大切な視点ではないかと考えます。介護の関係では、高齢者虐待が深刻です。児童虐待に匹敵する人数やケースがあるものの、8050共依存のこともあり、見えづらいというご報告もいただいています。新型コロナの影響で、さらに見えにくい虐待が進行しているのではないかと案じています。虐待については担当課の方が大変なご尽力をいただいているところですが、起きてからの対応はもちろん、予防に力を置くことにさらに力を使うことが必要だと考えます。その要となるのが熟年相談室ですが、そこでの力を引き上げていくためにも弁護士、臨床心理士の方をお招きをして、いくつかの熟年相談室をまとめて行われている専門ケア会議、ここに期待をしております。最後になりますが、現在、区内高齢者施設などでクラスターなどが出ていないことは奇跡のようでもありますが、そこには関係する方々の血のにじむようなご努力があると聞いております。本当にありがとうございます。1年間通して、江戸川区の熟年者施策に関わるであろう視察先を調整していただいた正副委員長、事務局に感謝申し上げます。
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