会議 | 令和3年 6月 熟年者支援特別委員会-06月01日-02号 |
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日付 | 令和3年6月1日(火) |
開会 | 午前10時00分 |
閉会 | 午前 11時13分 |
場所 | 第4委員会室 |
案件 | 1 座席の指定 2 執行部幹部職員の紹介 3 年間活動予定について 4 執行部報告 (1)特別養護老人ホーム整備・運営事業者の募集について (2)笑顔いっぱい長寿の集いの中止について (3)令和3年度 介護保険料決定通知書等の発送について (4)新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に関するお知らせについて 5 その他 |
【今年度の委員会の活動予定について】
◆間宮由美 委員 1年間、よろしくお願いいたします。
調査項目の三つに照らして申し上げます。
1点目、健康の維持増進に関する事項につきましては、まさにこのコロナ禍の状況下における高齢者の感染状況、ワクチン接種の状況などについての把握をさせていただきたいと考えます。
2点目の生きがいの場充実に関する事項ですが、コロナ禍におけるこの1年間は、生きがいの場が開催されていないところが多くありました。そのために孤独を感じている、あるいは日常の動作や認知に影響を与えていると言われています。そこで、くすのきクラブをはじめ、シルバー人材センター、また人生大学やその卒業生によるボランティアグループなど、区内の団体がどのような状況であったか、また、そのことにより高齢の方々がどのような状況になっているかについて把握をすることができればと考えます。
3点目の介護支援の充実に関する事項についてです。一つは、虐待について焦点を当ててはいかがかと考えます。虐待については身体的虐待、精神的虐待、経済的虐待など、施設内で、また家庭内でこの間の虐待の状況についてお聞きしながら、そこから見えてくるものを探っていきたいと考えます。また、二つ目には、視察ができる段階になりましたら、2か所、皆さんと一緒に行きたいところがございます。1か所は、本日オープンとなります北小岩やすらぎの里です。コンビニのような、あるのが当然の感覚を福祉の世界で実現したい。そして、地域の福祉コンビニと名づけている共生施設には高齢者の特養ホーム、ショートステイとともに、障害者のグループホームとショートステイ、重症心身障害児の通所施設、事業所内保育所を兼ね備えています。ケアマネさんの中でもこの共生施設については話題になっているようです。もう1か所は、高齢者の受刑者が多い刑務所です。高齢者受刑者の再犯率が約6割、刑務所にしか居場所がない、刑務所がまるで介護施設、高齢受刑者の増加が課題となっています。では、そうさせないためには自治体として何ができるか、そのことを探ることで、1点目、2点目の項目もさらに現実的なものになるのではないかと考えます。遠くでなくても近くの府中刑務所などでも5人に1人が高齢者であると言われていますので、視察ができる段階になりましたら、ぜひ行くことができればと考えます。もし、視察ができないとしても、刑務官の方においでいただく、あるいはそれぞれの会で関係する方々、例えばケアマネ、施設従事者、シルバー人材センター、なごみの家など、現場の方々においでいただいて現場の話をしていただくということも考えられたらと思います。よろしくお願いいたします。
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【執行部報告(4)新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に関するお知らせについて】
◆間宮由美 委員 先ほど、天沼部長のほうからも具体的な数を出していただいて、やはり具体的にお話しいただくことが安心につながるというふうに思っています。この間の臨時の号も2回目になりますが、ここでも非常に詳しく具体的に書かれているので、皆さんからも安心の声が出てきています。今回、大きく舵も切って、予約枠の拡大などもしていただいたわけなんですけれども、その中で特にお手伝いをしてくださるということについて、これについても区がこうしてくださるという、この日を設けてくださったということに対して、非常に信頼感をいろいろな方から聞いて今いるところです。区の職員の方々がそれぞれに分かれて100回、200回とかかけてもかからなかったんだよという、そういう人たちの声をいっぱい聞かれたと思うんですけれども、それを今度は身をもってかけてくださってかからないというのが続くんだと思うんですね。それ自体が私はとても大事なことなんだろうなというふうに思っています。心配なこととかは、まず、そのお手伝いをしてくださるということなんですが、この日、例えば一人の人が来られて、その方が予約ができるまでその電話やインターネットで頑張ってくださるわけですよね。そうなると、一人の方に、この間の状況からすると、すぐにかからないということがあり得るんじゃないかと思うんですけれども、そうした場合、一人の方に長い時間がかかってしまうときに、例えば、たくさんの方が待ってしまうと思うので、待つんだよということも含めて言っておかないといけないのかなと思うんですが、そういった場合、どういうふうに考えておられるかというのを一つ聞いておきたいと思いました。
◎石原詠子 健康推進課長 6月8日の予約の支援についてでございますけれども、こちら、あくまでも予約のお手伝いをするということで、優先的に予約を取れるというわけではございませんので、ご希望に添えない場合もあります。ただ、ネットのほうの予約枠が7,000ということで多くなってございますので、まず最初に、職員のほうもネットのほうで挑戦をいたしまして、ネットのほう一人ずつでございますけれども、やります。それから、電話の方は、ご希望を伺いながら頑張ってかけるというところでございます。そういうことで、個別の診療所のほうもこのような形で追加の募集も出ているところでございますので、区民の方のご自宅の近くの診療所がまだあるよというような状況であれば、その辺のほうもお手伝いをさせていただいて、高齢者の方に寄り添ったご案内をできればなというふうに思っているところです。
◆間宮由美 委員 一人一人の希望に沿って予約をしてくださるというふうに聞いていましたので、非常にありがたいと思いました。私が先ほど申し上げたのは、あんまり人が来なければ、それでまたすぐにネットとかで取れるということであればいいんだと思うんですけれども、そうでなかった場合のことも考えておいたほうがいいのかなと思ったわけです。たくさんおいでになってしまって一人に時間がかかってしまう、なかなか通じないといったときに、予約がなかなか取るのに時間がかかってしまうといったときに、来てくださる皆さんにもそれだけの時間かかるかもしれないよということも含めてアナウンスしておくことが必要かなと思った次第です。
二つ目は、介護施設の従事者の方についてですけれども、介護施設のほうが始まっていますが、そこの従事者の人たちに、余った場合には漏れなく施設の人もいいよということでなっていくというふうには聞いていますが、実際にその全員が従事者が打てるのかどうか、在宅の従事者についても今現在どのようになっているか。高齢者と一緒にやっぱり打たなければうつしてしまうのが心配という声が聞かれていますが、そこについてお聞かせください。
◎安田健二 介護保険課長 まず、今のワクチン接種の状況としまして、もともと入所型の施設を優先に実施しているところであります。そうした中で、やはりご高齢の方は施設内にいらっしゃるので、どうしてもうつすもととなるのは介護従事者ということになるかと思われますので、やはり同時接種というのは、ワクチンの状況によりけりというようなこともあったんですが、現状では、従事者も含めて入所型の施設は接種が進められているところでございます。こうした中で今、特養、老健、医療院といったようなところは、もう第1回目はほぼ接種をしているような状況も見えつつ、今後、それ以外の入所型の施設についても同様に、現在、区内には135入所型ありますので、特養とかそういったものを除くと100ぐらい、そこを従事者を含めて対応していくというような考え方です。ただ一方、訪問介護とかそういったデイサービスといったような、いわゆる通所型とか訪問型の部分については、いわゆるカテゴリーで言うと、基礎疾患と同等の扱いということでなっておりますので、そこは今のところ進んではいないというような状況にはなるんですけれども、ただ、ご高齢の方については、同様に我々も接種の支援も含めてやっていくということで、従事者についても今後周知のほうはしっかりしていきたいというふうに考えているところでございます。
◆間宮由美 委員 どうぞよろしくお願いいたします。
3点目は、個別接種のときに、お医者さん方から今お聞きしているのは、二重三重予約が非常に多くなっていて、それでキャンセルをして、突然のキャンセルというのが大変多くなっているということをお聞きします。高齢の方ですから、今日雨が降ったからやめるよという連絡が入ったりとか、また忘れていたということも多々あるようなんですね。でも、それはしようがないにしても、予約をしていたのにそれをきちんと一個にしなかったということもあるようですので、そこら辺については、これから何らかの形できちんとキャンセルをして一つのところの予約でということをお伝えいただくことが必要かなというふうに思いました。
最後にですけれども、竹内委員のほうからもご心配のお話がありました。これ、実は私の町会では、一人暮らしの方ですとか町会入ってない方も含めて、やっぱり一番今、共助というのが今こそ出番のときなんだと思うんですけれども、一番小さな単位であるその回覧板を回すところですね、そこについて、うちの町会では町会に入ってない人も含めて全員に声をかけよう、予約取れましたかということで、希望する人にはこういうふうなやり方がありますよということで声をかけようということで、今、動いています。そういうふうにやっている町会もあるということもお伝えをしたいと思いました。
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◆間宮由美 委員 一言。すみません、今、部長から言われたおっしゃられたことの中で、さっき、私が町会の中でと申し上げたのは、本当にそこがあくまで任意だということを大事にしなきゃいけないということもみんなで何度も確認をしています。ですので、希望する人に対してはどうですかということを聞けるような体制にしようねということで、そこは大事にしたいと思っています。
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