本日から【建設委員会】です。
全文がないとわかりにくいかもしれませんが、陳情に対して、わたしが申し上げたおおよその意見を記します。
【第43号「都市計画道路補助第283号線拡幅計画に反対する陳情」】
【第44号「スーパー堤防に代わる強化堤防「アーマー・レビー」工法等(住民の犠牲を伴わず、しかも約1割程度の安価で出
来る強化工法)の採用を求める陳情」】
【第54号「上篠崎一丁目北部土地区画整理事業における第1次移転先の地盤強度保証を求める陳情」】
【第55号「上篠崎一丁目北部土地区画整理事業第1次移転先における流域治水対策補償意見等を求める陳情」】
【第59号「江戸川区レンタサイクル利用申し込み時における電話番号複数届出の教養を取りやめるよう求める陳情」】
【第73号「江戸川区景観条例施行規則の一部改正に関する陳情」】
【第43号「都市計画道路補助第283号線拡幅計画に反対する陳情」】
■1966(昭和41)年、54年前の道路計画をなぜ今その通りにしなければならないのか、そのことは、多分、進める職員の皆さんの中でも、思っておられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、陳情の審査自体は、本日で終了とのこと。残念です。なぜ今なのか、このような思いの方がおられるということをお伝えして、意見と致します。
【第44号「スーパー堤防に代わる強化堤防「アーマー・レビー」工法等(住民の犠牲を伴わず、しかも約1割程度の安価で出来る強化工法)の採用を求める陳情」】
■アーマー・レビー工法等の採用をとあります。確かに、様々な工法が生まれてきていますので、他の工法の研究班をつくるなど、必要な時期ではないかと思います。
賛成にしろ、反対にしろ、結果を出せないこと自体が、残念ですが、職員の皆さんにおかれましては、ぜひ他の工法にも、目を向けて行っていただきたいと思うところです。以上です。
【第54号「上篠崎一丁目北部土地区画整理事業における第1次移転先の地盤強度保証を求める陳情」】
■陳情者の方は、一度の移転というあり方については、住民の負担の軽減となるということから、一定の評価ができるとされています。だがしかし、移転先は、農地であったことから、家を建てることの不安が、拭えないことを陳情されています。
今現在、10メートルまでの中で、非常に柔らかい層が見つかっているとのことです。しかし、区としては、基礎から5メートルの地盤強度の確保で、問題ないと、説明されています。
移転先の地盤改良工事は、3月末で完了しているとのことでしたが、5メートルから10メートルの間にある柔らかい部分はどのようにされたのでしょうか。
地盤から5メートルだけの改良で、本当に家が傾くことはない、地盤沈下はしないということでよろしいでしょうか。
大丈夫というのであれば、記書き3にあるように、不具合があったときには補償するという契約を結ぶことができるのではないかと思いますが、そのような契約を結ぶことに問題はありますでしょうか。
公共事業で、半分は区画整理をしてきた。今まで問題はない。そして、地盤改良をしたことで3階まで建てられるとのこと。今まで、問題はなかったが、不都合があれば、協議をして解決をする、とのこと。
そこまでは、分りました。本日はここまでとします。
【第55号「上篠崎一丁目北部土地区画整理事業第1次移転先における流域治水対策補償意見等を求める陳情」】
■確かにどんなに備えても、絶対に浸水しないということはないのかもしれません。しかし、ここの住民の方々は、高規格堤防盛土の範囲の外側への移転とのことですが、移転先では、地震で家を守る作り方をしなければ、水災害のリスクは免れません。
前回までの審査経過には、住民が安心して江戸川区に吸み続けられるように、費用の一部補助は検討していくべき。あるいは前向きに検討していくべきとありましたので、特に反対意見は出ていなかったのかと読み取りました。
篠崎高規格堤防設計に対する報告書が出ていると思います。次回で結構ですので資料としてお出しいただける範囲で結構ですので、可能であれば、いただきたいと思います。いかがでしょうか。
【第59号「江戸川区レンタサイクル利用申し込み時における電話番号複数届出の教養を取りやめるよう求める陳情」】
■前回までの審査経過を見ますと、電話番号は一つでも利用登録ができるよう、既に改善されているとのこと。陳情者からは、チラシなどの記載欄もひとつのみにしてほしいと要望されているとのこと。実態と合わせることは、必要かと思いますがチラシなどは、直すことができないことでしょうか。現在はどのように進んでいるでしょうか。
答:チラシも書き換えた。欄には、携帯と固定電話と二つあるが、差し支えなければ書いてください、という形にしており、強要はしていない。
■では、陳情者の願意は満たされていると思いますが、結論をつけるということでよろしいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答:陳情者はあくまで一つの欄で良いのではとのこと。
■とすると、やはり少し違うようですので、本日はここまでと致します。
【第73号「江戸川区景観条例施行規則の一部改正に関する陳情」】
■老朽化施設の撤去及び、設置工事は令和4年度移行を検討中。ビジターセンターについいては、2階建てのものということ以外は、確定していないということでしたが、今現在の進捗状況はどのようになっているでしょうか。
答:都は、保全計画を3月に決定したが、2〜3月のパブリックコメントで計画を見直してほしいという声がたくさん出ているので、地域や団体などの声を聞きたいとのことで、今後のことはそれからなので、まだ決まっていないとのこと。
■ということは、声を聞いて、よろしくないということになれば、にかいだてということそのものも、変更の可能性があるということですね。
西なぎさの新築計画予定地に隣接する砂浜は、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類に指定されているコアジサシの営巣地エリアであり、国際的にも重要な生息地になっているとのことです。そこが損なわれるようなことがあってはならないと考えるのは当然かと思います。
陳情者は、現地調査をし、その結果、砂浜および海辺の大景観が、損なわれてしまうことが確認されたと、陳情原文に書かれています。では、どのような現地照査をされたのかその調査概要と結果のまとめを改めていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
答:陳情者から資料をもらうということはあまりないと思うが。また、正式な資料とはできないとも思う。個別にいただいてはいかがか。
■陳情者が、資料をお渡しくださることはこれまでもあったかと思います。しかし、個別にとのことでしたので、承知いたしました。
最後に、現地調査に行きたいと考えますので、お取り計らいをお願いできればと考えます。
答:では、正副委員長で検討します。