本日、10時から開かれた「議会改革検討委員会」で、江戸川区議会の議員定数を2減らして、次々回から42とするという案が、自民党公明党さんの賛成、(そのほか全ての議員は反対)で、通りました。
江戸川区議会は、自民党・公明党さんで過半数の人数となります。
それを、数の横暴、のようにおっしゃる方もおいでですが、私はそうは思いません。なぜなら、その議員の方を選んでいるのは、区民の皆さんだからです。このような決断を含めて、その議員の方に、ご自分の思いを託しておられるのであると考えます。
◆私は、議員定数削減には反対です。理由は以下の通りです。
「資料として、各区の数字などが出されておりますが、私は他自治体と比べて、ということを申し上げようとは思いません。
大切なことは、大きな声も小さな声も、声にならない声も、ひとつ残らず聞くことができるかどうかではないかと思っております。
議員の皆様がそうであるように、私もまた、毎日たくさんのご相談をお受けしております。それでもまだまだ、誰に相談して良いかわからない、という方がいらっしゃるのも事実です。
さらに、全く繋がっておらず、ひとり苦しんでいる方がいることも実感をいたします。
ご相談やご意見をお受けすることで、区政のどこを変えれば、より良い区政になるかがわかります。ですから、お一人お一人の声はとても大切なことと思っております。
もちろん、議員の皆様は、それぞれのお関わりのある組織や団体の皆さんからもお聞きされていることと存じます。
しかし、70万区民の全てに目を向けるということから考えた時に、議員が一人でも多くいることが、誰一人も取り残さない、ということにつながるのではないかと思う次第です。
その点から考えますと、私は、議員は増やして良いと思っております。しかし、いまそれが無理であれば、せめて減らすことは、今一度立ち止まる必要があるのではないかと思う次第です。議員定数削減には、反対いたします。」